YOMIURI ONLINE(記事リンク) 別に悠香の肩を持つんじゃないけど、茶のしずく石鹸が原因なのだろうか?
原因と呼ぶ場合2つあって、アレルギー体質にした原因と、アレルギー反応の原因の2つあるよね。前者であれば、訴訟の対象になって然るべきだけど、後者であったら多くの小麦含有食品と同じ。悠香が粘度を上げるために小麦を入れていたことで、小麦アレルギーに反応するから使わないで済むならと小麦なし版に変えたせいで、まるで引き起こした原因のように思われているだけってことはないのかな?
と言うわけで、訴訟の前に科学的な検証がいる話だよね。
今回、集団訴訟を起こしたのは535人だそうだけど、これで全員? もし全員と仮定して、次に母数として茶のしずく石鹸の購入者総数が分かれば、茶のしずく石鹸購入者のアレルギー発生率が出るよね。
次に茶のしずく石鹸を使ってない人を無作為に同数チョイスして、さらにその中の小麦アレルギー者数をカウントすれば、茶のしずく石鹸不使用者のアレルギー発生率が出るよね。
これらの数字は、すでに調べているのだろうか? 茶のしずく石鹸購入者のアレルギー発生率が、そうじゃない人たちのアレルギー発生率の2倍も3倍も高かったのだろうか?
もしそうなら、茶のしずく石鹸が原因と科学的にも言えるだろうから、裁判も有利になるはず。中立な第三者が調査してるのかな? そこが不明のまま裁判ってことはないのかな?
ニュース記事を見る限りでは、そこが書かれてないんだよなぁ。
問題の小麦成分入りは、4,000万個以上売られているらしいから、一人100個使ってても40万人中535人。発生率としては0.134%ほど。10個平均なら更に落ちて0.013%。
次に日本の小麦アレルギー患者は、どれぐらいるんだろ?
調べてみると、人口の3割がアレルギーを持ち、さらに1割が食物アレルギーで、さらに2割が小麦アレルギーと言われているんだとか。30%の10%の20%ってことは、全人口を母数としたとき、0.6%が小麦アレルギー発生率?
この数字が本当だとしたら、一人500個使って、購入者母数が8万人でないと、535人の発症にならないんだよねぇ。しかもこの状況で、通常の発生率と同じ。もし2倍の発生率を持って因果関係ありとするなら、一人1,000個使って4万人が購入者である必要が。
ただし、発症者535人が一部であって、総数が4倍の2,000人以上いるようなら、一人当たり250個使って通常の2倍の発生率。1ヶ月1個使っても250個って20年以上になるので、そういうことはないよねぇ。
うーん、正確な数字でなく、仮定の数字が多いのでなんとも言えないのはあるけど、本当に茶のしずく石鹸が原因なのかな?