野田首相は、主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、2011度から20年度までの平均で3%程度と言いながら実質2%程度、経済成長率を実現することを目指すって表明するみたい。何から何まで恥ずかしい話だなぁ。
まず表明しなければならないということ。
経済成長が低迷してるせいで、海外諸国から経済大国の日本は頑張ってくれよと言われてるんだろうなぁ。だから、わざわざ頑張るよって表明しないといけないんだろうし。
しかも表明した数字が3%って。毎年世界人口は1%ずつぐらい増えてるらしいから、人口増加分だけ世界経済が発展すると単純に考えると、世界経済の成長率も年1%のはず。でも、ニュースを見ると落ち込んで2.5%ぐらいあったみたい。
それなのに2011年から2020年の10年間で3%って、どれだけ日本経済の立て直しに自信がないのやら。言い方は悪いけど、東日本大震災の被災地復興は、ゼロから町々を作り上げ、経済を復活させるという意味では、すべて経済発展なのに、それを入れても10年で3%って、政治が足でも引っ張ってる?
実際問題として、日本は人口が減りだして、さらに労働者人口も減り出しているので、経済縮小圧力があるのは分かるけど、10年で3%って。これをすごいだろと言わんばかりに表明だとしたら、恥ずかしいことこの上なしだよねぇ。
野田首相は、10年で3%って数字を、どう思ってるんだろ?
消費税レベルにして個人の収入で例えるなら、収入は3%増えるけど、消費税は5%以上増えるって話でもあるんだよね? 個人の資産が目減りするような経済成長で、本当に成長するのだろうか?
素人考えで変な気が凄まじくするんだけど、これで本当に大丈夫なの?