2012年07月08日

Seesaa日記 2012/07/08

 あっと言う間の1週間。

 Seesaaネタがないことが多いSeesaa日記の日が来ました。

 ちなみに今回もネタなし。というわけで、今回は別のネタ。

 週末になると首相官邸前で繰り広げられる原発停止を求めるデモ。どんどん人が増えてるみたいだよねぇ。

 特に今回は大飯原発の再稼動のことがって、ますますヒートアップしてる感じ。

 ただ、停止できるのなら停止して欲しいけど、実際問題として、停止して電力は大丈夫なのだろうか? 国も電力会社も、余剰があるのを隠してるなんて言う人がいるけど、そもそもその余剰って何を刺してるんだろ?

 電力を考える時、4段階で考える必要があると思うんだよね。

 1段階目は、明らかに電力が足りない状態。ピーク時を考えると、毎日のように電力不足が明らかな状態。こうなってると、通常の生活も不可能になるわけで、そうなると警察や消防や病院もどうなるか分からない状態になるだろうし、浄水設備、下水設備、通信設備、信号設備も、停止なんてこともありえるだろうから、ここまでなってると原発再稼動反対は、無理を言っているようなものだよね。

 2段階目は、もしかしたら電力不足になるかもしれないというギリギリの状態。電力会社は、万が一に備えて揚水式ダムを残していて、電力不足になって停電しそうになったら一気に水を放水して発電するみたいだけど、もしこれを普段の発電に組み込んでいないことを余剰を隠してるなんて言い出すと、万が一がなくなって大規模停電が起こる可能性がアップするみたい。それでも余剰も入れて電力量を出せと言うのが、正しい判断なのかなぁ。

 3段階目は、輪番停電が必要になるかもしれないけど、ギリギリで何とかなりそうな状態。ただ、これって必要最低限を維持してるだけであって、経済発展の余地なしとも言えるよね。経済発展なしの電力供給能力って、国として良いわけないよね。これから消費税も上がる分、経済発展しないと、給料は減るは出費は増えるはで、国民生活が困窮するのは明らかじゃないかなぁ。このあいだのニュースでも、1年で年間12万円近く収入が減ってるという統計が出ていたみたいだし。

 4段階目は、電力が十分にあり、安い電力を提供し、経済発展に注ぎ込むことができる状態。電力が潤沢だから、新しい機器を動かすことも出来るし、新しい機器が商品を生産することも出来て、しかも電気が安いから安い商品が作れるという状態。こういう状態が一番良いけど、今の科学技術では、未来に放射性物質という負債を残すしか安い電力は作れないのも事実。一昨年までは、この状態ではあったんだけどね。

 原発反対の人は、どこまでを考えて反対してるんだろ。感情的に反対してるのかな? それとも冷静に考えた末に、反対してるのかな?

 一番良いのは、原発でつなぎの電力をまかないつつ、次世代発電を増やしていくことのはず。いきなり原発停止で次世代発電は、明らかに無理があると思うし。

 反対の声を上げて、次世代発電所建設の後押しする必要があるので、デモも意味があるんだろうけど、きっと同じ意識でデモしてないと思うんだよね。だから、すごくデモを見てて違和感もあって、なんだかなぁって思うことも。

 難しいね。
posted by 久遠 at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

今夏は猛暑にならず?「北極振動」から予測

YOMIURI ONLINE(記事リンク)

 北極圏の気圧配置の違いで、日本の気候が大きく変わることは、前から予想されていたんだけど、今回過去の気圧配置から、予想が可能になりそうだと判断が出たみたい。その結果、今年の夏は、猛暑にならないだろうと予想されるとのこと。

 原因となる北極圏の気圧配置は、北極振動って言うみたい。そして、10年間の気象変化に基づいて、2010年の夏を考えると、2009年の冬の北極圏の気圧配置から、猛暑になるプロセスが見て取れたんだとか。そして今回、2011年の冬の北極圏の気圧配置から、2012年の夏は猛暑にならないと予想が出たみたい。

 電力不足のときに猛暑なんてなったら、熱中症患者が続出だよね。今回の予想が当たれば、熱中症患者の数も減りそうだよね。

 さて、あとはどれぐらい猛暑でないかだよなぁ。冷夏になっても困るわけで、7月と8月の天候と気温、気になるね。
posted by 久遠 at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 環境/災害

ロシア南部で洪水、134人死亡

AFPBB News(記事リンク)

 今度はロシアで洪水。ちょっと前には、インドで洪水のニュースがあったし、最近は局所豪雨が世界的に増えてきてるのかも。

 場所は、ロシア南部のクラスノダール地方というところ。ロシア南部ってことは、山間部だよねぇ。被害を受けたのは最大1万3千人っていうぐらいだから、そこそこの街が洪水に飲まれてるみたい。すでに死者は134人。

 夜中の集中豪雨で一気に水かさが増えて、他のニュース記事によると気づいた時には水深が7メートルにもなっていたところもあるみたい。しかもこの地域は平屋が多いらしいので、逃げ場を失った人も多く、それで死者が出てしまってるんだとか。

 今も行方不明者の捜索が続いてるみたいだし、死者数はまだまだ増えるかもしれないね。

 それにしても、去年のタイにしても、今年のタイにしても、あと日本の和歌山にしても、そしてこのあいだのインドにしても、さらに今回のロシアにしても、集中豪雨で洪水という現象が増えてきてる気がしないでも。やっぱりこれも温暖化の影響で、天候が激変しやすくなってるってことなんだろうなぁ。

 今週の日本も豪雨で被害が出てることを考えると、集中豪雨も油断できなくなってきてるのかも。
posted by 久遠 at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 環境/災害
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