2012年07月18日

遺体から皮膚や骨…闇取引 調査報道NPOが取材

asahi.com(記事リンク)

 以前に韓国で、人体由来成分を含む健康食品が発覚し、さらには中国が死亡した子供から健康食品の成分を抽出し、韓国で消費されているみたいなニュースがあって、気持ち悪さが先立ってしまったけど、今回のニュースもやってることは、大して変わらないよねぇ。

 供給元は旧ソ連のウクライナだったりするみたい。で、死体から取り出した皮膚や腱や鼓膜やらを商品にしているのはドイツ系医療企業で、消費地はアメリカとのこと。まあ、こういう流通チャンネルは、他にもいろいろあるんだろうけど、死体から商品を作ってるという点では、韓国の件と変わらないよねぇ。

 これらが闇取引だから、気持ち悪さが強くなるんだけど、じゃあ闇取引じゃない場合は? 例えば臓器移植なんかで、合法的に提供された臓器を、必要としてる患者へ移植するわけだけど、これも臓器の商品化と言ってしまえば、闇か合法化の差だけで、やってることは実は大して違いがないのかと考えてしまうと、人間のパーツの商品化が問題ではなくて、闇か合法かの問題でしかないのかってことに。

 となってくると、合法的に死んだ子供が入手できてしまうと、人体成分を含んだ錠剤も合法になるわけで、そうなると需要に何ら問題ないって意識になるのだろうか?

 結局はエゴなのかなぁ。
posted by 久遠 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療/生命

8割以上で違反、48社は悪質=ツアーバス会社の重点監査−国交省

時事ドットコム(記事リンク)

 8割が違反。48社が悪質。ツアーバス会社の実情は、こんな状態だったみたい。

 でもこれって、消費者が安いツアー料金を求め続けた結果とも言えるような気がするよねぇ。

 安くすればするほど、どこかを切り詰めていくしかないわけだし。

 今回の違反会社がすべて改善したら、ツアー料金が上昇するのは確実だよねぇ。果たしていくらぐらい上昇するんだろ。500円? それとも1,000円?
posted by 久遠 at 23:11 | Comment(1) | TrackBack(0) | 乗物/交通/旅行

これは妙案? 人口火山灰を空に放出して地球を冷やす壮大なプロジェクト

Gizmodo Japan(記事リンク)

 人工的にインパクトウィンターを作ろうって話みたい。

 インパクトウィンターというのは、恐竜滅亡の原因となった、隕石が落ちて火山噴火が大量に発生し、巻き上がった噴煙で太陽光が遮られて気温が下がったというもの。人工的なので、恐竜が滅亡するほど気温を下げる気はないんだろうけど、人口の火山灰なんかを撒きまくって、確かに大丈夫なのかと思っちゃうよね。

 だって、黄砂の時期は、日本では喘息患者が増えるし、洗濯物が汚れる問題もあるしね。同じようなことが世界規模で起こったりしないのかな?
posted by 久遠 at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 環境/災害