以前に韓国で、人体由来成分を含む健康食品が発覚し、さらには中国が死亡した子供から健康食品の成分を抽出し、韓国で消費されているみたいなニュースがあって、気持ち悪さが先立ってしまったけど、今回のニュースもやってることは、大して変わらないよねぇ。
供給元は旧ソ連のウクライナだったりするみたい。で、死体から取り出した皮膚や腱や鼓膜やらを商品にしているのはドイツ系医療企業で、消費地はアメリカとのこと。まあ、こういう流通チャンネルは、他にもいろいろあるんだろうけど、死体から商品を作ってるという点では、韓国の件と変わらないよねぇ。
これらが闇取引だから、気持ち悪さが強くなるんだけど、じゃあ闇取引じゃない場合は? 例えば臓器移植なんかで、合法的に提供された臓器を、必要としてる患者へ移植するわけだけど、これも臓器の商品化と言ってしまえば、闇か合法化の差だけで、やってることは実は大して違いがないのかと考えてしまうと、人間のパーツの商品化が問題ではなくて、闇か合法かの問題でしかないのかってことに。
となってくると、合法的に死んだ子供が入手できてしまうと、人体成分を含んだ錠剤も合法になるわけで、そうなると需要に何ら問題ないって意識になるのだろうか?
結局はエゴなのかなぁ。