鳥山明原作の漫画ドラゴンボールに登場するサイヤ人は、宇宙一の戦闘民族の異名を持つ宇宙人なんだけど、それにインスパイアされた揶揄に、地球人は宇宙一の好戦民族というのを、かなり前に見たことがあるんだよね。まさに、今回の人の手の進化の推測は、戦うために手を進化させて、勝ち取ってきたことを示すものだよねぇ。
固く握って殴るために、猿とは違う形状に手は進化したという推測、なかなか鋭い気がするんだよなぁ。
というのは、他の研究で、利他的行動が戦闘で進化したのではと言われ出してるわけ。ちなみに、利他的行動というのは、一番分かりやすいのは自己犠牲。あとは、プレゼントを贈る行為なんかも利他的行動になるわけ。
要するに、自己犠牲によって集団の生存可能性がアップする場合、そのグループに自己犠牲遺伝子が残り、優勢となって広がり、その自己犠牲行動のバリエーションとして、友愛行動なんかも発現してるということみたい。
そんな人類が、戦闘のために手を進化させていても、ぜんぜん不思議じゃないよねぇ。