世界で最も早く開く外国為替市場にするため、日本の標準時を2時間早くしようという話が、東京都都知事の猪瀬直樹氏から出て、政府が検討することになったみたい。
国の標準時の変更は、以前にも海外であったのをニュースで知ってたけど、まさか日本で話題になるとは想像もしてなかったし。でも、理由は納得。
ただ、現実性は低いだろうなぁ。もし標準時を2時間早くするなら、今の日本の労働環境をもっと厳しく監視しないとかも。
2時間早くなるということは、朝は暗いうちに起きて出勤することになるわけで、そうなると当然ならがら仕事が終わる時間の17時というのも、今の15時ぐらいになるわけだけどね。確実に残業が増えるような気がするんだよね。
ただでさえサービス残業が横行し、有給も取りにくい雰囲気の日本の企業文化の中で、今回の2時間早くすることは、さらに違法労働が増える切っ掛けを作ると思うんだよね。
そういう違法労働をしっかり取り締まって、日本の企業文化に、サービス残業をなくして有給も取りやすいような状況を作ってから実施しないとね。