MSN産経ニュース(記事リンク) 中国バブルが弾けるのではと、最近は戦々恐々という感じ。しかもシャドーバンキングなるものまで引っ張り出してくる人もいるみたい。
シャドーバンキングなんて言い方すると胡散臭い感じするけど、要するに個人の金持ちが独自ルートで投資してるだけの話で、金融機関を通してないので規模が見えないのではシャドーなんて言い方してるだけだし。
まあ、だからこそ不安材料というのは分からなくはないけど。
中国の投資の大きな部分は、国内不動産というのがあるみたい。要するに、人口が多すぎるので、都会の住むところが足りなくなるので、高騰するのを見越して新規物件を建てる投資をしたり、すでにある物件を買い占めて売却益を出す投資をしてるってわけ。
なので、日本のようなステータス目的の高級物件投資やゴルフ場投資ではなく、実際に住みたいという人がいるからこその投資なので、日本のようなバブルではないという話も。
むしろ経済成長し続けるわけはないので、鈍化がいつかあるわけで、その時に今まで流れ込んでいた海外からの投資が減ることで、さらなる鈍化を生んでいくのではという話が、中国の経済問題だと思うんだよね。
当然、海外が投資を引き上げ出したら、それに乗ってた国内の金持ちが国内投資を減らすこともありえるし。それがシャドーバンキングってこと。
なんて話だろうけど、すでに中国国内の金持ちは、国内投資から海外投資へ切り替え出しているって話も聞くので、今更という気もしないでも。加速するかどうかは、確かに心配だけどね。
さて、お隣がどんな動きをするか、6月、7月、8月は気になるところ。