普段はそんなもの売れないと言われたものが、この震災で注文殺到だとか。
物は、充電池を入れたLED電灯というシンプルな商品。ただ、3タイプあって、6千円から1万円近くするみたい。だから、普段は高価と思われて売れないと言われてたんだとか。
でも、ただの停電ではなく、地震による停電ともなると、棚が倒れたりで懐中電灯を出すこともできないことに気付いた人とかが、普段は天井に取り付けて電灯となっているこの電球を外し懐中電灯にすることも可能ということで、購入者が出ているんだとか。
さらには公共施設や病院が、千という単位で発注もあるみたい。確かに停電になった途端に全館まっくらでは許されない建物ってあるよねぇ。
それにしても人の危機意識って、やはりこういうものなんだろうね。経験しなければ分からないということは、東電の不手際や予想能力の低さを叩いても、実は仕方がないのかも。
実際、地震の少ない地域の人は、火災保険に入っていても地震保険に入ってない人多いだろうし、家に非常用袋なんてものないという人も多いだろうし、地域の避難所の場所も知らないという人も意外といるだろうしね。
責任の所在を決めて、不満をぶつけたいという意識もあるのだろうけど、今回のレス球の話を聞くと、危機意識の低さは他人事ではないのかもなぁと思ってしまった。