この台湾企業Foxconnでの従業員自殺ニュース、本質を考えもせず伝えもせず、何度もあるよねぇ。この従業員自殺は、労働環境が激烈に悪くて続くという論旨にされてることあるけど、特異な点はそこじゃないという話もあるのに、ニュースでは取り上げられないのは、なぜだろ。
で、何が特異なのかというと、Foxconnはその従業員の数だったりするみたい。Wikipediaによると、従業員数は80万人。40万人増強の発表が2010年にあったみたいなので、今では120万人もの従業員数を抱える企業という、日本では想像も付かない雇用みたい。
ようするに、これだけ人がいたら、自殺者がいて当然ってこと。だって、120万人だとしたら大分県の人口と同じだよ? Foxconn発表のコメントの中では、中国本土の自殺率に比べて低いという発表もあったみたい。
自殺の原因は、労働環境もあれば、同僚や友人や家族の人間関係もあれば、病気苦もあれば、金銭苦もあるだろうし、これだけの人数がいたら自殺の原因は普通にいろいろありそうだよね。
それを普通の企業の自殺問題と一緒にしてしまうマスメディアって、何してるやら。