先月だったか、日本の著作権管理団体のいくつかが、映画以外の著作物も現在の著作者死後50年で切れるのを70年に変更して欲しいと政府に意見を出したけど、今度は当のクリエーターたちの中から、この延長に対して良く考えて欲しいと声を上げたようだ。
個人的に、今回の声を上げたクリエーターたちの意見の方が賛同できる一人なので、むしろ今回の動きを応援したいぐらい。実際、著作者死後の利益を遺族が得て、大きな支えになっているとは現在の管理団体の動きを見ていると思えないしね。
ようするに、死者の利益を享受しているのは、管理団体ではと思うわけ。
コンテンツの電子化の流れは、著作物の複製を容易にしてしまって問題も引き起こしたけど、同時に再利用も容易にし、新しい文化を生み出す材料にすることも容易にしていると思う。
今の時代は、再利用と創作の材料として使えるようにすることも、大事な文化のための考えるべきことだと思うんだけど。