2012年11月28日

Megaupload閉鎖後に映画の興収が減少、海賊版の宣伝効果は規模に反比例

GIGAZINE(記事リンク)

 違法コンテンツが、音楽、映画、放送、出版に影響を与えて、売り上げを落としてるなんて言われることが多いけど、その実態はまだまだ研究中なのが事実。逆に違法コンテンツが売り上げを高めるなんて話もあって、今回はまさにそんな事例が出たみたい。

 事の発端は、海外の巨大違法コンテンツハブになっていたMegauploadと呼ばれるファイル共有サービスが摘発されたこと。そこで、2007年第31週から2012年第35週までの約5年間に49カ国で公開された映画1344作品を、摘発前と摘発後で興行収益の変化を分析した人がいたわけ。

 その結果、2012年1月の摘発を境に、全体的に売り上げを落としていたんだとか。

 ただし、すべてが売り上げを落としてるわけではなく、メガヒットのような作品は売り上げを上げていて、逆に単館上映のようなマニアックな作品は、売り上げを落としてる傾向が大きかったんだとか。要するに誰もが見る作品は、無料で見れることで無料に走る人が多く、レアな作品はもともと見ない人が口コミ媒体になることで、金を払ってでも見ようという人に情報が届くことで売り上げが上がっていたのが、今回の摘発で影響がなくなり、メガヒット作品は売り上げを上げて、レア作品は売り上げを下げたと分析されたみたい。

 ということは、メガヒット作品のような金があって声が大きくて圧力も強いところの影響が大きいだろうから、やはり違法ファイル共有サービスは撲滅しろとなって当然ということになるよね。例え、レア作品が多数あって合計市場規模が大きくても、個別で動いている限りは声も小さく圧力も弱いだろうし。

 ただ、今回のことで気になることも。

 経済の冷え込みによる影響は、今回の興行収益に対して、どう判断したんだろ? 2012年1月って、ヨーロッパの経済破綻がどうこう言われた、まさに真っ只中のはず。
posted by 久遠 at 23:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放映/放送/出版
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