夢の内容を読み取ることに成功したんだとか。使った装置は、MRIという医療にも良く使われる装置。
ニュース記事を読むと分かるんだけど、夢を見てる時の脳活動を計測し、その後すぐに被験者を起こして夢の内容を報告してもらうということを繰り返して、夢解読率60%まで達成したんだとか。
60%も分かるって、すごいことではあるけど、気になる点がいくつか。
これって誰でも解読できるのだろうか? どの被験者であっても、夢を見てるときの脳の活動の分布は同じなのだろうか? 要するに「本」という概念を夢を見てるとき、同じ脳の部位が活動するものなんだろうか?
次に夢を解読とあるけど、起きてる時に思い浮かべてることを解読することと、何か違うのだろうか? 例えば本を読んでる夢を見ることと、本を読んでる想像をすることは、別なのだろうか?
夢を解読するのもすごいけど、思考を解読できるというのも、すごいことだと思うんだけど、なぜ後者の発表ではなかったのだろう? 夢の解読と思考の解読は、やはり違うってことだろうか?