2013年04月30日

男は500万年後に絶滅する! そのカウントダウンは既にはじまっている/オーストラリアの科学者による衝撃の発表

 500万年後に絶滅かぁ。

 タイトルだけ見て、飛びついてしまう人がいるから、こういう発表をしたんだろうなぁ。実際問題、男の性別がなくなるなんてこと、ありえないと思うし。

 そもそも性差があるのは、動かない因子の卵子と、動きやすい因子の精子がある方が、遺伝子の攪拌に適してるからであって、そのキャリアが女性であり男性なわけだし。その男性がなくなるということは、遺伝子の攪拌が出来なくなるので、進化が止まるという大問題が起こるわけで、そんな進化をするのかと言う疑問が。

 次に発生学的に、人の雛形は女性なわけで、X染色体は女性の雛形を男性へ変化させる遺伝子を持ってるだけだから、その遺伝子さえあれば良いということで、どんどん短くなってきただけのような。だから、最適化が済めば短くなるのも止まると考えて良いと思うんだよね。実際、ここ25万年は変化してないそうだし。

 そして何より、そもそも性が何かのかという問題も。生物の中には、環境によって性が変化する生物もあるので、XY染色体の違いで男だ女だというのも、実は違うのかも。もしかしたら500万年後は、X染色体がなくなっても、男は男だったりする可能性はないのだろうか?

 なんてことを思ったりするけど、まあ最後のはないか。
posted by 久遠 at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 動植物/化石
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