2013年07月07日

【訃報】Winny開発者の金子勇さんが急性心筋梗塞で死去

GIGAZINE(記事リンク)

 Winnyの一件で一躍有名になった金子勇氏が、急性心筋梗塞で亡くなったとのニュースが。

 訃報にびっくり。まだ若いのに。

 ご冥福をお祈りします。合唱。
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2013年02月26日

ファイル共有ソフトの利用者が大幅減、きっかけは違法ダウンロード罰則化

INTERNET Watch(記事リンク)

 2012年10月1日から、違法ダウンロードが刑事罰対象になって、ファイル共有ソフト利用者は、確実に減ってきてるみたい。

 接続台数で見ると以下のような変化が。調査日は、今回は2013年1月18日と19日。前回は2012年3月。

・Winny 約2万台/日←3万4,000台/日
・Share 約5万9,000台/日←9万2,000台/日
・PerfectDark 約3万4,000台/日←4万9,000台/日

 全体で見ると、17万5,000台/日が11万3,000台/日に減った感じかぁ。2/3ぐらいになった感じだね。

 この手のアプリって、特定の日だけ接続するというより、繋げっ放しが多いはず。ただし、1人がWinny、Share、PerfectDarkを使ってる可能性はあるので、ファイル共有ソフト利用者人口は、15万人から10万人ぐらいに減ったと見ると良いのかも。

 で、思ったんだけど、15万人による違法コンテンツ取得で、どれだけのコンテンツ市場に損害が出たと推算してるんだろ。5万人減ったことで、どれだけ売上が上がったんだろ?

 違法コンテンツの入手者が減ったという効果は出ているんだけど、商業的な成功につながってるのか、気になるところ。特に音楽や映像系のコンテンツは、この手のソフトを使わなくても、YouTubeを始めとする合法サイトで無料ストリーミング視聴できたりもするので、利用者がそもそも減ってるとかもありそうな。
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2011年12月02日

ファイル共有ソフトを使用した著作権侵害、全国一斉摘発で30人を逮捕

INTERENT Watch(記事リンク)

 一斉摘発、思ったより早かったねぇ。今回は30人が、ファイル共有ソフトを使って著作権侵害で逮捕とのこと。

 31道府県警が、11月28日から30日にかけて全国76カ所を捜索して、計30人を逮捕って、相当に大規模な一斉摘発。第一回は2009年11月で11人、第二回は2011年1月で18人。この間は1年2ヶ月あいだがあったけど、今回は10ヶ月で第三回目。

 次は来年の夏ぐらいだったりして?

 それにしても、SHAREってまだまだニーズがあって、利用者が多いんだねぇ。てっきりBitTorrentに移行しているのかと思った。
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2011年04月30日

劇場版ワンピース、Cabosで入手してShareにアップロード、男性逮捕

INTERNET Watch(記事リンク)

 すぐに新たな逮捕者。GW時期が利用者が増えるだろうってことで、その前に見せしめ的に逮捕を増やしているのかも?
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2011年04月20日

「Share」でアニメやコミックなど300作品・2万8000ファイルをアップロード、男性を送検

INTERNET Watch(記事リンク)

 久しぶりのファイル交換著作権違反のニュース。で、驚くべきことに、この容疑者は2度目。

 しかも1度目の検挙は、4月4日のことなので、1ヶ月も経ってないってこと。

 今までは逮捕=終わりみたいな雰囲気があったけど、逮捕されてもまた続けているってことがニュースになったことで、逮捕されても問題ないみたいな意識が広がったりして。何てったって1ヶ月も経たずして再開できているわけだからねぇ。

 想像できることは、これまでの逮捕は見せしめ的な狙いでしかないってこと。だから、逮捕されて氏名が公開されることで社会的な制裁として、それ以上は意外となかったのかも。例えば、損害賠償請求とかね。

 まあ実際、違法ファイル交換によって、被害がどれぐらいあったかなんて、試算不可能だろうからねぇ。もしダウンロード数が分かったとしても、ダウンロードした人がそもそも購入する気がなく、ファイル交換ネットワークにそれがあったからダウンロードしただけなら、被害なんてないわけだしね。

 なので、これまでの逮捕劇も逮捕しました書類送検しました的な手続きと犯人公開で終ってたのかも。となると、今回みたいに無職25歳なんていう肩書きからしてニートと思しき人にとっては、何度逮捕されても意味ないわけで、むしろ箔がついたなんて思って、逮捕しても止めないのかも。

 しかも損害賠償請求されても、資産ないから支払い能力ないだろうし、これまた意味なし? 成人だけど親に管理責任ありとか言われて、親に損害賠償請求でもするのかな?

 久しぶりの新展開だなぁ。
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2011年01月14日

23都道府県警がP2P違法アップロードを一斉摘発

ITmedia(記事リンク)

 再び一斉摘発。まだまだ利用者は多いのかなぁ。18人を逮捕したとのこと。

 著作権違反では、2009年11月に全国で11人が摘発。そして去年の9月には、児童ポルノ禁止法違反で全国で16人が摘発。それに続く3回目の全国一斉摘発ってことか。

 年1回ずつ全国一斉摘発する感じ?
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2010年11月02日

P2P型ファイル共有オフライン匿名ネットワーク Dead Drops

engadget日本版(記事リンク)

 P2Pだけど、ファイル共有だけど、匿名だけど、オフライン。

 USBを街中に仕込んで、それでファイル共有という発想、すごいなぁ。

 確かに、USBメモリのファイルサイズを上限に、ファイル共有できるよね。しかも、匿名でも可能だよね。そして、P2Pとも言えるような。

 でも、USBとPCだから、P2Pとホントにいるのかなぁ。
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2010年04月26日

日大“激震”不祥事資料流出…セクハラ実名、大麻、ハレンチ写真

ZAKZAK(記事リンク)

 未だに自分は大丈夫という意識が、使っている人には蔓延しているんだろうなぁ。今度は、日本大学ですか。しかも、大学内部であったセクハラ事件や、職員の大麻使用、裏口入学などなど、一大事になるような内容が流出みたい。

 ただただバカとしか思えないんですが。

 個人の出来る可能性が、ITによって拡大したからこそ、ITベンチャーなんてことがあったり、ネットで大人気のアーティストが生まれるんだろうけど、同時にバカが一人いるだけで、組織は大変ということなのかも。

 今やPCなんて数万円で購入できる時代だし、HDDにしても2TBが1万円前後だったりするみたいだし、そんなご時世だからこそ、普段用のPCと切り分けるぐらいの用意周到さはあって良いと思うんだけど、やるならね。

 バカだからこそ考えが至らず、至らないバカだからこそ起こした事件ということかもしれないけど。

 そういえば、掲示事件になってないせいか、職員の氏名は出ていないよね。唯一あるのは、現在は付属病院で庶務を担当というだけか。
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2010年04月01日

京都府警、映画違法配信容疑で逮捕 ファイル共有ソフト使いネットに

京都新聞(記事リンク)

 1月から稼動を開始している警視庁のP2P観測システム。P2Pネットワーク上に著作権違反ファイルが流通しているかを調べ上げるシステムなんだけど、このシステム稼動初の逮捕者が出たみたい。

 逮捕したのは、今では有名な京都府警ハイテク犯罪対策室で、容疑者は静岡県在住の無職佐藤盛二容疑者、62歳。いい歳して何をしているやら。

 今回の逮捕の話で凄いところは、すでにPC上にないファイルさえも、過去の放流調査履歴から違法ファイル共有を把握できるんだとか。なので、今まさにシステムは違法ファイル共有のリストを、ちゃくちゃくと更新保存しているってわけか。

 そう考えると、今やめても手遅れってことか? なんて思うかもしれないけど、やめるなら今かもよ?
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2010年02月22日

Winnyでの著作権侵害に警告メール、ISPと権利者団体が3月1日から

INTERNET Watch(記事リンク)

 内容はタイトルの通りなんだけど、今回ふと思ったことがあるので、あえてこのニュース記事をエントリー。

 何を思ったかというと、違法ファイル共有はアップロードのことが議論され、次にダウンロード違法化という問題が議論されたけど、その本質を議論するのなら、コンテンツの消費のことを議論する必要があるのではと思ったんだよね。

 要するに、どんな消費をしているのかという実体。なぜなら消費があるからダウンロードするわけで、そしてダウンロードしてくれるからアップロードもあるんだと思うわけ。

 で、WinMXにしてもWinnyにしても、ShareにしてもPerfect Darkにしても、相当量のコンテンツが違法に共有されているけど、しかし果たしてどんな消費が実体なのかなんてことは、あまり考えられてないんだと思うんだよね。もしかしたら、ダウンロードしているけど、消費してない可能性がありそうだと思わない?

 特にベビーユーザーほど、大量のアップロードとダウンロードしているだろうけど、同時にそれだけの量を消費するには、一日24時間しかないので、きっと消費し尽くせてないと思うんだよね。要するに、アップロードとダウンロードだけして、データとして持っているだけという人たち。

 今の警察の動きとかは、そんな実はコンテンツを消費してない人をターゲットにして、取り締りをしようとしているのではないかと思うんだよね。実際、大量にアップロードしているわけだから、違法行為しまくっているわけなので逮捕も当然だけど。

 しかも本当の意味での金を払わずにコンテンツを消費しているかという問題に関しては、実はそれほど問題にならないというか、他の少量の違法コンテンツ消費している面々と同じ程度の可能性が大なのではと思うわけ。

 さて、実体はどうなのかなぁ。気になるなぁ。事実だとしても、逮捕の対象なのは分からないけど。
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2010年02月04日

警察庁が「P2P観測システム」を正式運用

INTERNET Watch(記事リンク)

 WinMX、Winny、Share、Perfect Darkと、国内の違法ファイル交換で利用されているツールが増えるのに合わせて、着実に解析ツールも進化してきたよね。そして警視庁も観測システムを導入し、この1月1日から正式に運用を開始してたみたい。

 これで違法ファイル交換利用者は、常時観測されているってことか。

 そういえば、違法ではないファイルって、どれぐらいあるのだろう? と考えたとき、あることに気づいたんだけど。

 著作権法違反は親告罪なので、親告がない限り違法にならないということ。ということは、親告がないあいだは全ファイルが違法ではないってこと?
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2010年01月28日

「Perfect Dark」ユーザーを著作権法違反容疑で初摘発、京都府警

INTERENET Watch(記事リンク)

 ファイル交換ソフトPerfect Darkを使って、違法に著作物を公開していたとして、逮捕者が出たとのこと。Perfect Dark利用者の逮捕は、これは初。

 逮捕された容疑者の弁によると、「絶対につかまらないと思った」と言っているんだとか。ダウンロード側にデータが届いているんだから、絶対はありえないんだけど。

 捜査側の思考をするとしたら、こういう手順を踏むんじゃないだろうか? まず「ネット上ではアニメ職人と呼ばれていた」そうだから、その書き込みがある掲示板を調査。アクセス者の一覧を取得。

 次にアクセス者のIPアドレスからインターネットプロバイダーを割り出し、掲示板へのアクセスしていた人全員のIPに対して、長時間大量データをアップロードしている人のIPアドレスを調査。

 あとは、Perfect Dark経由でタイトルを指定してダウンロードを開始し、一方で同じタイミングでアップロードを開始した相手を特定みたいな。

 こういうやり方は無理?
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2010年01月16日

ダウンロード違法化、Winnyノード数に影響なし Shareは減少

ITmedia(記事リンク)

 1月1日からスタートした通称ダウンロード違法化法で、P2Pファイル交換ツールの利用動向が、どう変わったの発表があったみたい。で、Winnyノード数の変化はないものの、Shareノードは減少だとか。

 リンク先に図があるんだけど、確かにShareノードが激減しているんだよね。なぜこれほどに激減したのだろう。11月の一斉摘発が、やはり影響?

 ちなみにPerfect Darkのノード数は、一度減ったものの復活。これが何を意味するか? 今回のことを見て思ったのは、以下のような推測。

 まずWinny利用者がいるわけ。で、Winnyが危ないということで、危機意識の高い人がShareへ移動。また、Shareも危険と思った人は、さらにPerfect Darkへ移動。当然、利用自体が危険と思って止めた人もいるはず。

 そう考えたとき、危機意識の人が残っている順が、Winny、Share、Perfect Darkになるはず。なので、身の危険があると感じたとき、利用者が減少するのは、その逆のPerfect Dark、Share、Winnyになるのでは。まさに図が、そんな感じだよね。

 ということは、実はダウンロード違法化は、今回のことに大きな影響を及ぼしてないのかも? むしろ11月の違法アップローダーの逮捕という実力行使の方が、危機意識を刺激して利用を控えるという行動を選ばせているような。

 11月末と1月頭と比較的近いタイミングで事があったせいで、どちらの影響なのか分かり難くなっているけど、そういうことではないかな。
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2009年12月30日

ダウンロード違法化で"やめる"意向も - ファイル共有ソフト利用実態調査

マイコミジャーナル(記事リンク)

 さて、ダウンロード違法化となることで、ビジネスシーンにどういう現象が見えてくるかが、かなり興味があるんだけどな。ダウンロード違法化することで、今まで無料で手に入れていたものが手に入らなくなるから、購入者が増えるはずというのが違法化推進派の論理。でも、ホントにそうなるかが、ある意味で実戦されるわけだよね。

 違法化は意味がないとする論理もあるんだよね。なぜなら、ダウンロードして手に入れている連中の殆どが、有料なら手に入れようとまで思わないものを、無料だからダウンロードして手に入れているに過ぎないという話。確かに金払ってまでは欲しくないけど、タダなら貰って思うかなというのは分かるよね。そしてそういう人が多ければ多いほど、ダウンロード違法化となって消費者にならないというわけ。

 また、違法ダウンロード経験者が、実は本物購入者となっているケースも多いという海外の報告もあったり。要するに、違法ダウンロードがPRになって、それを切っ掛けに本物を買いだすケースがあるってこと。

 これはダウンロードしたものが質が悪かったり、質は良いけどサイズが大きくてダウンロード時間が何時間も掛かるとかで、本物を買った方がメリットがあるケースがあるため。特に、ファンになればアーティストに金を払いたいってこともあるんだと思う。

 そんな違法化推進論理と違法化反対論理が、今回のことでどちらが正しいかが見えてくるものがあるはず。ダウンロード違法化でダウンロード数が減っても、CDやDVDの売り上げが上がらず、むしろ落ちたりしたら、やはりって話もなるし、上がればほらという話になるはず。

 まあ、他の要因、例えば経済の上下も大きい今、それが見えるかは別かもしれないけど。

 ただ、そもそもの問題として、アップロード違法があるだけで十分じゃない?というのもあるし、いろんな面で実証実験になって興味深いよなぁ。
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2009年11月30日

「ドラクエIX」「Wii Music」などShare放流、全国で計10人逮捕

Internet Watch(記事リンク)

 久しぶりの大規模逮捕劇になったみたい。ファイル共有ソフトのShareを使って著作物を交換可能にしていた10人が、一斉逮捕となったらしい。ゲーム、映画、音楽、アニメと、ジャンルもいろいろ。

 まさに一斉摘発だね。

 今回のニュース記事を見ていて、ちょっと驚いたのは、Wiiのゲームソフトがあること。Wiiのような特殊メディアのゲームソフトまで、ファイル交換の対象になっているとはねぇ。エミュレータで動かすのだろうか?

 アニメでは、ドラゴンボール改、フレッシュプリキュア!、鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTといった現在放映中のアニメが。ファイル交換で摘発対象になっているけど、この辺はYouTubeにアップロードされているからダウンロードする意味ってあるのだろうか?

 見るためというよりもコレクション? そうなってくると、著作物の価値があるのかないのか、微妙な話でもあるような。まあ、権利者からすると、著作物を勝手に複製交換されていることには間違いないけどね。

 今回の一斉摘発は、いろいろな面で特殊かも。
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2009年08月17日

Winnyユーザーに注意喚起メール、権利者団体とISP連携で

INTERNET Watch(記事リンク)

 なんか、いつのまにか聞きなれない団体が組織されていたみたい。その名前は、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会。略称はCCIFだとか。活動内容は、まさに名前の通りってことのようだ。

 ニュース記事によると、CCIFの構成メンバーは、当然のように日本音楽著作権協会(JASRAC)が。あとソフト系のACCS、映画なんかの日本国際映画著作権協会も加わっているそうだ。

 あと、通信事業系のテレコムサービス協会、電気通信事業者協会、日本ケーブルテレビ連盟も参加していて、不正利用している人のISPを通じて対象を調査し、啓発メールを送信するみたい。

 他にも、不正商品対策協議会とヤフーも参加。さらに、警察庁、総務省、文化庁もオブザーバーとして参加。いつの間にやらと言う気がするけど、相当に大きな規模の組織だよねぇ。調べてみると、設立は1年以上も前の2008年5月12日のようだし。忘れているだけって気もしないでもないけど、ぜんぜん記憶にないなぁ。

 とにもかくにもこれを機に、不正なP2P利用の包囲網を狭めて、見せしめ逮捕も強化していくのかもしれないね。
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2009年05月13日

P2P共有ソフト「Perfect Dark」の利用ノードは3万5000件以上

Internet Watch(記事リンク)

 Winnyの登場から続く、P2Pファイル交換ネットワーク上へのファイル流出事件。Winnyの作者の逮捕を切っ掛けに、Shareが登場し、今度はPerfect DarkなんてP2Pファイル交換ツールが登場しているんだねぇ。

 名称からしてアングラ的。

 でもって、利用者が増えているみたい。Shareも解析されて安全ではないから、Perfect Darkへ利用者が移っているということか? 同時に、Perfect DarkのP2Pネットワークへの情報流出が、今度は増えてくるのかもしれないねぇ。そういう意味では、歴史は再び繰り返されるということか。

 著作権意識もセキュリティ意識よりも、そこにあるコンテンツの魅力が、それだけ大きいってことなんだろうねぇ。
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2009年04月17日

ファイル共有ソフト使わせないで、全国の大学・高専に要請文

INTERNET Watch(記事リンク)

 カジュアルコピーの蔓延を食い止めたいんだろうなぁ。でも、無理だろうなぁ。そう思ったのが、このファイル共有ソフトの利用を止めようというリーフレットを見て。

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、日本レコード協会(RIAJ)、日本国際映画著作権協会(JIMCA)の3協会が、全国の大学と高等専門学校に配ったそうだ。

 まあ、目的は学内でのファイル共有ソフトの利用の阻止だろうし、半分は学校に対する圧力でもあるはず。掲載しておいて、学内からファイル共有させていたら、学校の問題でもあるわけだから。

 さて、効果はいかほどだろう。
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2009年01月06日

ネットエージェント、Winny・Shareでの情報漏えい対策ガイド公開

INTERNET Watch(記事リンク)

 IPAじゃ任せてられないということじゃないけど、ネットエージェントというセキュリティ企業が、「情報漏えい対応ガイド【Winny・share編】」なるものを公開したんだとか。しかも無償でPDFがダウンロード可能。

 どんな問題があるか分かることが、何よりも対策にもなるわけだし、面白い啓発PDFかも。

 PDFのページ数が全部で15ページ。結構な量の啓発PDFになっているようだから、一度見てみる価値ありそうだ。

 早速ダウンロードしてみるかな。
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2008年12月17日

米映画をWinnyで無断配信、「字幕神」に懲役2年・執行猶予3年

INTERNET Watch(記事リンク)

 日本語字幕を付けてWinnyで違法ファイル共有をしたということで逮捕された字幕神こと平田一志被告に、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の刑が出たみたい。ファイル共有で他者の権利を侵害すると、これだけの刑に服することになるという例となったと言えそうだ。

 今回の一件、かなりスピード処理だったような。ニュース記事を見ると、違法なファイル共有があったのが今年2〜9月で、逮捕があったのが9月、そして判決が出たのが12月。ハリウッド圧力か?

 まあ、ハリウッドは、著作権関係はきちんと圧力掛けてくるみたいだからねぇ。ありえると言えば、ありえそうだ。
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2008年12月13日

ファイル共有ソフトの「現在利用者」、1割超える──ACCSなど調査

ITmedia(記事リンク)

 今もP2Pファイル交換ソフトの利用って、増え続けているんだねぇ。これだけ情報流出で問題になっていても利用者が減らないってことは、同時にセキュリティ意識も上がっていると同時に、著作権違反を意識的に選んでいる人が、それだけ増えてもいるということか。

 人は無料にそれだけ弱いということと、金出してまで欲しい著作権物がそれだけ減っているということなのかねぇ。まあ、そもそも音楽聞くこと自体が減ってきているので、分からなくはないけど。

 ちなみに、今の利用者の42.1%は、P2Pファイル共有ソフトを「よほどのことがない限り今後も継続利用したい」と答えているんだとか。よほどのことって、自分が逮捕されるか訴訟の対象になるまでってことなのだろうか。

 これを見ていると、増えて当然という感じだよね。
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2008年09月20日

京都府警が「字幕神」を逮捕、国内公開前の洋画をWinnyで送信

INTERENET Watch(記事リンク)

 字幕神なんて言われて、認められた気分になっていたんだろうなぁ。だから、わざわざ大変な映画の翻訳を頑張り、字幕まで付けて、まだ未封切りの映画までWinnyに流してしまったんだろうなぁ。

 そんなイメージを持ってしまったんだけど、著作物を勝手に放流すれば著作権違反なわけで、しかもよりにもよって日本では未公開の映画に手を出すとはねぇ。権利にうるさいハリウッドを敵にすれば、こうなることは明らかだったはずなのに。

 そもそも、今でも大丈夫って思いながらWinny使っている人っているのだろうか。
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2008年09月07日

「Winnyウイルスの被害を疑似体験」、ディアイティがツールを公開

ITpro(記事リンク)

 かなり久しぶりのWiiny関連ニュースなような。なんでも、ファイル交換ソフトで流通しているファイルに、悪意を持って仕込まれて放流されているウィルスを、疑似体験できるツールが登場したとか。

 それにしても、未だにタイトルみたいな表記があるのかという感じ。Winnyウィルスって何ですかって感じだし。ITproなんて名称のサイトな割に、一般新聞紙と同レベルのITリテラシーなのではと思えるネーミングだし。

 あと、ニュース記事に「ディアイティでは、Winnyウイルスに感染した場合の情報流出の恐ろしさを擬似的に体験し、セキュリティ意識を高めるためのツール「暴露ウイルス体験ツール」を無償公開した。」とあるんだけど、なんとなく今更って気がするのは私だけ?
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2008年05月09日

京都府警、「Share」利用者3人を著作権法違反の疑いで逮捕

INTERNET Watch(記事リンク)

 P2Pファイル交換ソフトのShareでも、とうとう逮捕者が出たそうだ。人数は3人。テレビアニメの動画ファイルを、かなり多く公開していたみたい。

 Shareの暗号も解読されて久しいけど、やっと逮捕者かという感じ。これで、匿名P2Pファイル交換ソフトと言われていたWinnyもShareも匿名性がないことが誰の目に見ても分かるかたちで実証され、ウィルスの危険性が強いネットワークだということが、より確実になった感じだよね。

 それでもWinnyやShareを使うならば、著作者が自由に共有して良いと公開しているデータや、権利の切れているデータだけを扱いましょう。例えば、オープンソースのバイナリーデータとか? 他には、ローマの休日やモダンタイムスのような映像データとか?
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2007年12月22日

ファイル交換ソフトの「現在利用者」は9.6%、ACCSなどが調査

INTERNET Watch(記事リンク)

 ファイル交換ソフトの利用者をアンケートで調べたところ、前回の2006年9月が3.5%だったのに、今回の2007年9月は3倍近い数字、9.6%と激増してたそうだ。この数字、はたして事実を示しているのだろうか。

 利用されているソフトの種類は、「Winny」27.0%、「Limewire」18.8%、「WinMX」15.0%、「Cabos」13.1%、「Share」11.0%の順と出ているんだけど、この数字を見ると、3倍近い増加は別の理由としか思えないんだよね。なぜなら、新たに増えた人が何を使っているのかという問題があるから。

 この1年で話題になったのは、「Winny」と「Share」ぐらいだと思うんだよね。そして、話題になって知った人が使い始めたと考えるのが普通だと思うわけ。となると、3倍近く増えたわけだから、増えた60%が「Winny」と「Share」の利用者と予想できると思うわけ。

 でも、発表された「Winny」と「Share」のシェアの合計は、たった38%ほど。もともと利用していた人もいるはずだから、増えた率も含めると、70%ぐらいあっても不思議じゃないと思うんだよね。

 でも、半分ほどの38%。ならどう判断するべきか。

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、日本レコード協会(RIAJ)、日本国際映画著作権協会(JIMCA)が、何らかの捏造をしているという可能性。例えば、最近の話題の1つである違法ファイルのダウンロードも違法にしようという動き。これを妥当なものとするために、捏造した数字を発表しているという考え方。

 もう1つは、捏造ではないけど、事実を隠蔽して数字を発表しているという可能性。まあ、やはり先と同じ理由だろうけどね。

 あとは、母数となっている調査対象が違っていたり、調査方法が変わってたりすれば、調査結果が変わるというのもあるはず。例えば、前回はアンケート対象がすごく一般的なコミュニティで行われ、今回はインターネット利用年月が長い人が集まっているコミュニティで行われたりすると、やはり結果が変わってきても不思議じゃないはず。

 どんな理由で結果の変化が生まれたのかは、正確な情報がないままだと分からないことが多いけど、言えることはただ1つで、利用者数激増という結論は、かなり作られた答えだと言えると思うんだよね。

 それよりむしろ、気になるのは発表の中であった違法ファイルの率。どうも「Winny」で流通している違法ファイルは、全体の51.4%と推定されたとか。確かに半分以上ではあるけど、別の見方をすると半分程度しかなく、残りの半分程度は違法ではないファイルと推定されているわけだよね。

 健全な使われ方も模索されていると考えると、今回の違法ファイルのダウンロード違法化の流れにおいて、「Winny」の利用というのは情を知ってとなるのだろうか。
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