MSN産経ニュース(記事リンク) 中国の建設完成直前マンションの崩壊倒壊事件。死亡者まで出した事故現場を、上海にある旅行会社がツアーに組み込んで大きく話題になっていたそうだ。しかし、突如のツアー中止。背後に何やらきな臭い話題も出ているとか。
まあ、不謹慎というのは、分からなくもないよね。一方で、こういう事故を起こさないためにも、実感するためにも確認するのも、確かに社会的に大事なこと。なので、どちらが良いかは、なかなか難しい話というのは、分からなくはない。
一番良いのは、行政が安全を確保して、期間限定の視察を許可するとかの方が、本当は重要という気はするけどね。しかし、この行政というのが、最初に上げたきな臭い話の元みたい。
なんでも中国では、行政と業者の癒着が日常茶飯事。癒着で私服を肥やせない官僚は、力がないなんて思われる風潮もあるとか。その時点で、ダメダメの腐りきっている状態だよねぇ。で、そんな行政が観光会社に圧力を掛けて、中止にしたという噂があるとか。
そう言えば、つい先日にテレビ塔が折れるという事故があったよなぁ。これも官僚と業者の癒着で、工事費の多くが官僚の懐に流れて、十分な耐久度のない塔が建てられていたのではという噂があったよなぁ。
中国オリンピック前には建設ラッシュがあったと聞くんだけど、もしかして手抜き工事満載の建物が、大量に建てられていたりする? そして今に至っては、懐に入れまくる習慣がひどくなって、ガスガスの建物が建てられるのが普通になりかけている?
倒壊事件が、まだまだ増えそうな予感するなぁ、中国で。