Livedoorニュース(記事リンク) K-POPどうこうのためにエントリーしたのではなく、カテゴリーの知識/統計のためのエントリー。要するに、人の感覚と確率のことで、気になることがあったんだよね。
例えば今回のタイトル、83%超が「ブームは終わった」と書かれているけど、こう見ると終わった感は満載だよね。でも、その感覚は、現実とは無関係の感覚なのかもと思ったわけ。
例えば、リンク先を見ると分かるように、17%はブームは終わってないと言ってるわけ。要するに、まだまだ人気ということ。
で、考えるのがこの17%という数字。
分かりやすい支持率という意味では、視聴率なんてのがあるよね。視聴率17%って、普段どんな風に思われてるのか、ちょっと気になったわけ。
でOriconの2012年上半期のドラマ視聴率TOP10を調べると、NHKの連続テレビ小説カーネーションが25.0%が最高視聴率。17%に近い数字だと、フジテレビ系のストロベリーナイトが16.9%。
NHKの連続テレビ小説は人気強し!最高視聴率25.0%!なんて書くと、多くの人はNHKの連続テレビ小説は多くの人が見る人気の番組って思うよね。
でも逆に、75.0%には見向きもされず!なんて書かれると、印象は一辺するよね。そもそも25.0%は最高視聴率であって、平均視聴率ではないわけで。
今回のK-POP話の17%と比較するなら、平均視聴率で比べるべきなので、Oriconのサイトの文章を見ていくと、ゲゲゲの女房が平均視聴率18.6%。あの家政婦のミタで平均視聴率40%。
こう数字で見ると、K-POP支持の17%という数字は、家政婦のミタほどの人気はなくても、ゲゲゲの女房の次ぐらいはあると見ることも出来るのかも。まあ、ドラマと音楽を比べること自体、そもそもナンセンスだなんて言われたら、反論の余地ないけどね。
ただ、数字だけを見たとき、人気だと不人気だというのは、すごく人の感覚に左右されたもので、さらには書き手によっても印象操作ができる代物だなって思ったわけ。
あの家政婦のミタ、60%もの人が見てないことが判明! 人気は嘘!?
なんて書くと、事実は同じでも印象は変わったよね。
結局は、どこの誰かも分からない世間の人気不人気の数字より、自分自身がそれを好きか嫌いかだけかも。