asahi.com(記事リンク) 亡くなった元市長の伊藤一長氏は、気の毒だとしか言えない事件ではあるんだけど、その後継者である横尾誠氏の落選は、また一つの市民の選択の結果だと思うんだよね。要するに、横尾誠氏の掲げる政策が、市民に届いてなかったんじゃないだろうか。
さらに言うなら、政策自体が、伊藤一長元市長のお下がりでしかなく、横尾誠氏自身の考えによるものではないからこそ、届かなかったんじゃないかな。だって、自分の意志による選挙ではなく、所詮は代理選挙だからね。
その一つの例が、伊藤一長氏の娘であり、横尾誠氏の妻である優子夫人の言葉にも現れているように思えてしまう。この「これでは父は浮かばれません」の言葉は、掲げる政策で市民に賛同を得て当選するという選挙を、同情で得票を得ようとしているようなものだからね。
これって、逆に政治というものを無視し、政治家であった父の気持ちを考えてない言葉じゃないかな。それこと「これでは父は浮かばれません」だと思う。
傷心の故人の関係者を悪く言いたくはないけど、やはりそういう部分が市民も感じる部分があって、この選挙結果になったような気がする。
本当に亡き伊藤一長元市長の意思を継ぎたいのならば、横尾誠氏は政治を学び、自分の政策を掲げて市民に意思を問い、次の選挙へ出ることが本当の意思を継ぐになるじゃないかな。そして、例え学んだ結果が、伊藤一長氏の考えとは異なる政策であっても、意思は継げていると思うんだよね。
落選したからこそ、本当に頑張れと言える状態になったとも言えるかもしれないね。