2013年07月13日

DARPAが汎用ヒト型ロボットATLASを公開、12月に競技イベント実施

engadget日本版(記事リンク)

 人型ロボットも、ここまで来てるんだね。

 アメリカの国防高等研究計画局DARPAが公開した汎用人型ロボットは、二足歩行に加えて手を使った作業も出来るんだとか。そのサイズは、188センチ。かなり背の高い人間ぐらいか。

 でもまあ、かなり人間に近いサイズだよね。素材が素材なので、体重は電源パック含んで150キロだけど。

 人型であることは、人が住んでる環境下で活動するには重要なことらしいんだよね。人が動きやすいように、環境って作られているせいで。さらなる小型化と汎用化を目指して、どこまで進むのか楽しみだね。
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2013年06月19日

スパコン「最新トップ10」のギャラリー

WIRED.jp(記事リンク)

 2位ではダメなのか?と言われた日本のスーパーコンピューターは、とうとう4位に。

 京のパワーアップの予算を削ったことで、こんなことになっちゃったんだろうね。

 ちなみに1位は中国の天河2号。初代の天河をパワーアップしたことで、世界一の栄冠をゲット。このスーパーコンピューターを使って、新技術のためのシミュレーションしたりしてるんだろうなぁ。

 なんてことをいろいろ考えてしまうスーパーコンピューターの1位から10位までの写真があるので、興味がある人は見てみてね。

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2013年06月17日

シャープ、集光型化合物3接合太陽電池セルで変換効率44.4%

日刊工業新聞(記事リンク)

 太陽光発電パネルの変換効率が、どんどんアップしていってるねぇ。なんとシャープが開発した新パネルは、変換効率44.4%となり、世界記録更新とのこと。

 この変換効率と、反射光を生かした太陽炉による太陽熱発電を組み合わせたら、さらに変換効率アップは間違いなし。かなり実用性として現実的な数字になり出してたいるのかも。

 とは言っても、地球には昼と夜があるように、太陽を使った発電は夜は無用の長物に。さらに曇りも発電量が低下。ここまで発電量が安定しない発電をベースにするのは、社会基盤として適してないのは確実。

 あと意外と問題になるのは、太陽光発電パネルの上に積もる砂埃。積もった分だけ変換効率が落ちるからねぇ。このことを考えると、太陽光発電パネルに積もった砂埃を効率よく掃除する装置を作れたら、儲かるだろうなぁ。

 ただし、雨で泥になったり、静電気で密着したりするらしいので、パネル表面に傷を入れずに掃除するのって、結構難しいみたい。
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2013年06月05日

今度は3Dプリンターで制作した銃弾が登場。実際に撃ってみた結果は?(動画)

Gizmodo Japan(記事リンク)

 先月は3Dプリンターで銃が作れるという話で、アメリカでは大騒動になって掲載禁止にまで動きがあったけど、今度は銃弾を作ったという話。

 銃と銃弾の両方が作れてしまったら、もう密造しまくれるということに。問題は火薬だけ。

 技術革新は、良い側面と悪い側面の両方があるわけで、こういう流れは悪い側面だよなぁ。

 アメリカはどうするのだろ? 世界はどうするのだろ? そして日本はどうするのだろ?
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2013年05月28日

携帯電話を30秒で充電装置、米高校生が開発

CNN.co.jp(記事リンク)

 携帯ガジェットの問題は、バッテリーのもち。同時にバッテリーを使い切ったときの充電時間の長さ。これが30秒で充電できるとなれば、バッテリーのもちは関係なくなってきそうな。

 でも、どうやって急速充電を。今のバッテリーは化学反応式だから、化学反応の速度を上げないと物理的に無理なはず。

 読んでみると、スーパーコンデンサー。なんだって感じだなぁ。スーパーコンデンサーの充電器は、以前から候補に挙がってて、新発明でも何でもないような。実際に携帯電話用として、小型のスーパーコンデンサーを作ろうとしたことが評価されたんだろうけど。

 ただ、スーパーコンデンサーは、急速充電も出来る代わりに、放電速度も速かったような?
 
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2013年05月25日

クモの糸合成、工業生産へ=強化複合材に応用−山形のベンチャー

時事ドットコム(記事リンク)

 クモの糸を合成することに成功したとのこと。成功したのは、日本のバイオ系ベンチャーのスパイバー。

 クモの糸と言えば、細くて強いことで有名な糸。そのクモの糸を合成できるようになったというのは、繊維系の工業製品の大きな革新かも。

 ただ、たんぱく質なので放射線の強い宇宙空間では寿命が短くなりそう。今後は宇宙産業への適正が、伸びるかどうかの分かれ目という気もするので、その辺をどうクリアしていくかが課題かもしれないねぇ。
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2013年05月03日

「効率80%の太陽光技術」をIBMが開発

WIRED.jp(記事リンク)

 タイトルを見ると、太陽光発電の変換率が激増したかのに思えるけど、ぜんぜん関係ない話だった。

 要するに、太陽光発電の変換率自体は、30%程度。数字自体は業界最高変換率の太陽光発電パネルを使ってるっぽい数字。

 そして残りの50%は、太陽熱発電という話。なんだって気分。

 そもそも太陽熱発電は、エネルギー変更効率は40%ぐらいみたいな数字も出てるので、まさに合計そのもの。そら足せば80%になるよね。

 もっと劇的な技術革新かと期待したけど残念。

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2013年04月30日

藻が石油成分つくる!? 仙台市が下水利用の研究施設

朝日デジタル(記事リンク)

 藻から燃料を作る実験は、以前からされているのは知ってるけど、とうとう実用に向けて動き出したということだろうか? しかも下水処理を兼ねて、藻を培養するのは、まさに一石二鳥。

 この技術が実用化できたら、宇宙空間でも下水を使った藻の培養がスタンダードになったりするのかも。酸素を作り出すと同時に、石油系成分を作り出せれば、燃料以外にも素材としても利用シーンは多いはず。

 最近のニュース記事を見てると、実は裏では宇宙進出に向けての技術進歩が着実に進んでるように思えてくるなぁ。
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2013年04月06日

世界最薄の魔法の素材グラフェンが、低コストで海水を淡水に!

WIRED.jp(記事リンク)

 原子1つ程度の厚みのシートを作れる素材、グラフェンの存在は知ってたけど、これを使うと海水淡水化装置が、さらに高機能になるとはびっくり。水の争奪戦争に対して、明るい希望になるのかも?

 今の地球上は、海水は大量にあるが淡水はわずかという話。それを何十億人が取り合ってるのが今。水が豊富なイメージが強い日本では、あまり意識されないことだけど、地球の現状ってそういう状態なんだよね。でも、このグラフェン薄膜による海水淡水化装置が大量に生産される日が来れば、この争奪戦争は少しは収束するはず。

 そして淡水を乾いた大地に撒けば、農場にすることも可能なはず。

 問題は、いつになったら大量生産されて、実用化されるかだよね。
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2013年03月26日

火星探査ローバーのソーラーパネルにはなぜホコリを取り除く機能が付いていないのか?

Digibo(記事リンク)

 昨日、ソーラーパネルのニュース記事をエントリーしたのもあって、ちょっと調べたことを備忘録として今回はエントリー。

 タイトルの通り、なぜだろうって思ったわけ。はじめは、ソーラーパネルの掃除って、機械化されてないよなぁって思ったのが切っ掛け。屋根の上に置いているソーラーパネル、そんなのないよね。

 で、調べていくと、なんと火星探査ローバーのソーラーパネルにも、掃除装置はないという始末。ホコリが付いて性能が落ちても放置って、何て適当なと思ったら、静電気で密着して掃除しにくいという話が紹介されていたわけ。

 掃除装置がない理由に納得。

 ということは、掃除装置を思いついたら、大儲けできるのかも。
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2013年03月16日

愛知沖でメタンハイドレート生産に成功、実用化には課題も

REUTERS(記事リンク)

 見落としてたなぁ。どうやらメタンハイドレートの採掘に成功したみたい。

 と言っても民間ではなくて、経済産業省資源エネルギー庁。そういう意味では、試験採掘だね。

 規模が小さいからこその成功であって、実用化の規模になると、まだまだクリアしないとダメなことがあるみたい。特に、メタンハイドレートは深海の土中ではシャーベット状なので、海上へ運ぶのも一苦労らしいので。

 と言う話みたいなんだけど、メタンハイドレートって圧力変化や温度変化で、シャーベット状からガスに変わると聞いたことがあるんだけど。そのせいで、採掘しようとすると一気にガス化することもあって、危険みたいな話もあったような。

 今回の内容だと、海上へ運ぶ手間の掛かるシャーベット状で安定してるみたいな感じするけど、実際はどうなんだろ?
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2013年03月01日

米18歳少年が小型原子炉を考案、発電量は「10万世帯分」

AFPBB News(記事リンク)

 日本では、このあいだの原子炉事故で、大学の原子力科の進学希望が減ってるとか。原子炉事故で、原子炉技術に未来はないと、短絡的に考える生徒だけでなく、高校の教師も多かったり、認識不足の家族がいたりしたんだろうね。でもアメリカでは、18歳の少年が新型原子炉を考案。

 しかも安全性も高いみたい。

 ニュース記事を見ると、燃料は溶融塩の形をとってると書かれているので、原子炉界隈では見直され出しているトリウム溶融塩原子炉と同じカテゴリーの仕組みの原子炉みたい。さらに蒸気ではなくガスでタービンを回す設計で、炉の温度も低くできるんだとか。

 18歳にして、原子炉に関する広い知識を持ってる証拠だろうねぇ。ちなみに去年、高校を卒業はしたけど、大学進学を先延ばしして、この原子炉を製作する会社を設立して、頑張ってるんだとか。

 原発事故で萎縮するのは分かるけど、原発事故を引き起こしたからこそ、事故に強くて高性能な次世代原子炉を作るのは日本の責任と考えることは出来ないのだろうか? さらには事故があったからこそ、放射性物質除去技術の向上のために、原子力関連知識のある生徒を多く生み出す必要があると、思わないのだろうか?

 国を挙げてしても良いことなのにねぇ。
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2013年02月25日

加工自在な紙の太陽電池、阪大が世界で初めて開発に成功

Gizmodo Japan(記事リンク)

 太陽電池が一気に広まる可能性が出てきたということ?

 加工しやすい紙の太陽電池とは。

 特にびっくりなのは、世界最高の変換効率という記述。よくあるシリコン系の太陽電池で世界最高ではなく、有機太陽電池素子でとは。さらに紙ということなので、シリコン形より軽いし、折りたためるという加工のしやすさは、すごいよなぁ。見た感じ、製造もしやすそう。

 3年以内に実用化かぁ。
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2013年02月15日

容量3倍、充電時間10分のリチウムイオン電池、2016年までに登場か

Gizmodo Japan(記事リンク)

 電池の技術革新はいくつかあるけど、また新たな発見があったみたい。

 なんと、容量は3倍、充電時間は10分になるという、脅威の技術だとか。

 2016年までに商品化できるところまで、開発を進めたいんだとか。もし本当に2016年に商品化できたら、あと3年もしたら商品になるってことだから、かなり楽しみかも。

 現実になって欲しいなぁ。携帯機器の最大の弱点は、電池だと言っても過言じゃないからね。
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2013年02月02日

「1億円の人造人間」最先端の人工臓器や義肢を集め作成

WIRED.jp(記事リンク)

 最新技術を集めた1億円の人造人間というのがあるみたい。

 リンク先には東部の写真も載ってるんだけど、ここまで人に似せて作れるのかって感じで感動すらも。ただ、同時に不気味さも。

 人造人間を作るとき、不気味の谷というのがあるらしいんだよね。似せれば似せるほど、人ならざる何かで不気味さが出るみたい。今回の1億円の人造人間も、その不気味さはやはり健在。

 何をすれば不気味さがなくなるんだろうね。この最後の何かが、命の光みたいなものなんだろうか?
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2013年01月29日

スマート家電規制緩和へ。外出先からスマホで家電操作できるようになるようです。

Gizmodo Japan(記事リンク)

 外出先からエアコンの電源をON/OFF。そんなことがスマホから出来ると発表があったのは、去年の夏ぐらいだったか。

 そのとき急に電気用品安全法でNGの話が出てきて、発売されたエアコンには、スマホで遠隔ONする機能だけ除去されるという結果に。で、家電メーカーが古い電気用品安全法の見直しを、政府に働きかけていたみたい。

 で、今回の話。緩和に動くみたいだねぇ。これでエアコンの遠隔ONが可能に。これだけは便利そうだなぁって思ったんだよねぇ。

 ただし、電気ストーブに対しては、火事の危険性から遠隔ONの緩和対象外。まあこれは当然だよねぇ。
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2012年12月24日

動画:8倍に伸びる液体金属ワイヤを米大学研究者が発表。ヘッドホンケーブルへ応用可能

engadget日本版(記事リンク)

 伸び縮みするチューブに液体金属を入れることで、断線しにくいコードを作ろうとしてるみたい。用途の1つは、ヘッドフォンのケーブル。

 ヘッドフォンのケーブルって、切れやすい以前に、何かに引っかかってイヤーフォンが耳から抜けること多いよねぇ。この液体金属式コードが実用化したら、引っかかっても伸びることで、すぐには耳から抜けなくできるってことだね。

 ただし、問題は断線時の液体金属漏れ。

 いや、それを解決するって、相当に難しいような。粘土状にするとかで、何とかなるのだろうか?

 実用化が楽しみな技術だけど、いつ頃に商品化できるのかなぁ。
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2012年12月10日

東芝、キャッシュ向けの低電力STT-MRAMを開発

PC Watch(記事リンク)

 要するにスマホに使われているメモリの話。これまでのメモリに比べて、消費電力が激減させることに成功したとのこと。

 で、どれぐらい削減できるかというと、1/10にも。単純に例えると、スマホの待機時間が200時間だとすると2,000時間にもなるってこと。まあ実際はメモリ以外の電力消費があるので、実際は500時間ぐらいにしかならないのかもだけど。

 それも確実に言えるのは、この技術が使われたスマホが登場すれば、メモリによる電力消費が激減するので、稼動時間が数倍にはなるはず。あとは、商品化されて、スマホに組み込まれるのを待つばかりだよねぇ。

 来年には登場するのかなぁ。それとも再来年になのかなぁ。
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2012年11月23日

61年前のコンピューター「WITCH」、英博物館で再起動

CNN.co.jp(記事リンク)

 61年前のコンピューターが修理されて、再起動したという話。で、そのコンピューターの名前は、WITCH。

 魔女ですか。

 で、どんなコンピューターかというと、その重量は2.5トン。ランプがいっぱい付いてる様は、まさに映画で出てくる古いコンピューターそのもの。

 YouTubeに映像があったので、見てみてね。

Harwell Dekatron / WITCH Reboot tnmoc.org
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2012年11月18日

世界最速のスパコンは米「タイタン」。富士通「京」は3位に

Gizmodo Japan(記事リンク)

 日本のスーパーコンピューターの京が、3位に落ちたとのこと。

 1位になったのは、アメリカのクレイ社製のタイタン。

 スーパーコンピューターは日進月歩なので、すぐに高速のスーパーコンピューターが登場し、科学計算の市場を取って変わっていく感じだねぇ。

 どこぞの国会議員が、2位ではダメなのかと尋ねたけど、そんな気持ちでは2位さえも無理ってことが、分からないんだろうなぁ。
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2012年09月28日

日立のガラスで記憶は数億年の時を超える

Gizmodo Japan(記事リンク)

 日立が石英ガラスにデータを記録する技術に成功したみたい。その保存期間は、数億年以上。

 まだまだ記録できる情報量は、数十MB程度と少ないみたいだけど、集積化することで大容量にすることも出来そうだよね。

 でもって、そういう記録素子が完成したら、SFなんかに登場するクリスタルのスティックみたいなのになりそうな気が。当然、落としたら割れるみたいな表現も再現されたりして。

 SFちっくな技術が現実に、またなったということかも。

 もしくは、石英ガラスって水晶玉みたいなものだよねぇ。世界に残されている古い水晶玉が、滅びた先史科学文明の情報を残してる記録装置、みたいな設定になると、超古代ファンタジー物?

 どちらにしても、すごい技術が現実化ってことだね。
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2012年08月15日

優勝はソーラー・トイレ ビル・ゲイツ財団主催のコンテスト

CNN.co.jp(記事リンク)

 衛生状態改善のための新たなトイレのアイデアを募ったコンテスト。こんなのが1年前に発表されていて、多くの大学からアイデアが集まってたとのこと。

 そして、優勝したのがソーラー・トイレ。太陽エネルギーを利用して、水素と電力を発生させるトイレとのこと。太陽光発電で電力を作り、糞尿を電気分解して水素を発生させるのだろう? それともチタン系の触媒で光触媒反応で糞尿を分解し、その時に水素を作り出して、水素燃料発電するとかだろうか? それともすごい手法だったのかな?

 面白いこと考えるよねぇ。ちなみに優勝賞金は10万ドル(約790万円)。

 このコンテストを実施したのは、Microsoftの会長ビル・ゲイツ氏と、その妻のメリンダ女史による慈善財団のビル・アンド・メリンダ財団。欧米の金持ちって、こういう慈善事業してること多いよねぇ。同時に慈善事業をするに当たって、オープンでむしろ自分の名前を使って宣伝したりもするし。

 それに比べて日本は、慈善財団はあるものの、規模は小さく、大志も設立者の事業に関わるこじんまりとしたのも多く、それでいて自分の名前を使って大々的に宣伝するみたいなことって少ないような。いや、明治大正、そして昭和初期の偉人と呼ばれる人は、そういうやり方をしてたけど、昭和後期以降は激しく少なくなったような。

 むしろ売名だと言われたり、偽善だと言われることを怯えるかのように。売名でも偽善でも、メリットがある他者が大勢いるのなら、それでもいいのにね。

 一方で、日本の社会がそういう成功者をやっかんで、現れにくくしてるのもあるんだろうなぁ。
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2012年07月30日

人が乗れる巨大ロボ「クラタス」を実際に動かしたお披露目の様子のムービーはこんな感じ、価格も判明

GIGAZINE(記事リンク)

 人が乗れる巨大ロボを作ってしまおうと考える人はいっぱいいるけど、本当に作ってしまってるところが、水道橋重工。そして作られている巨大ロボは、クラタス。

 以前からサイトを見て、建造の経過をたまに見てたけど、今回、ワンダーフェスティバル2012に出展されたみたいで、その勇姿が紹介されていたのでエントリー。

 映像を見て思うのは、バカだよなぁってこと。でも、カッコいいよねぇ。何がカッコいいかって、その作ってしまおうという行動力。

 完成して全パーツを付けたときの価格は、135万3,500ドル。日本円にして、1億625万3810円。

 ドルで価格を示してるってことは、はなから世界がターゲットで話題を広めようってことだよねぇ。そういえば別の記事で、アラブの石油王が買ってくれたらみたいなこと買いていたから、まさにそういう人しか買えない値段だよね。

 水道橋重工は、始めは高いけど、実際に作れることを示せば作り出すところが増えて、そのうち安くなっていくみたいなこと言ってたけど、でもこの手の巨体がそこら中にいたらいたで危険だよね。

 でも、安くなったら買いかも。
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2012年07月23日

エアログラファイト、それは史上最軽量の素材

Gizmodo Japan(記事リンク)

 これって炭素繊維が綿菓子状になったものだよねぇ。

 1立方センチメートル当たり、0.2ミリグラムしかないみたい。だから、1立方メートルにしても200グラム。

 手触りは、黒いスポンジみたいで、潰しても弾力性もあるんだとか。

 ただ気になることも。

 以前何かのニュース記事に、炭素繊維が肺に入ると肺ガンのリスクが高まるみたいな話があったような。今回のエアログラファイトも、綿菓子のようになってると言っても、やはり極細の炭素繊維が絡み合ったもののはず。

 健康問題が指摘されそうな予感のある新素材かも。
 
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2012年07月15日

太陽光の波長集約で新技術、発電効率最大4倍アップ 京大研究グループ

Sankei Biz(記事リンク)

 太陽光発電の問題は、光を電気に変える効率の悪さが問題になっていて、最近やっと20%を越えだしたところ。しかし、今回の新技術は、最大4倍にも引き揚げることが出来るようなるみたい。

 効率の悪さの原因は、太陽光に含まれる波長で、発電に使える波長が一部しかなく、他の波長は使えなかったこと。今の新技術は、この使える波長をどう広げるかだったんだけど、今回のアプローチは、波長を変化させて使える波長にしてしまおうというやり方。

 面白い方法で来たものだよねぇ。
posted by 久遠 at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 技術
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