CNN.co.jp(記事リンク) 衛生状態改善のための新たなトイレのアイデアを募ったコンテスト。こんなのが1年前に発表されていて、多くの大学からアイデアが集まってたとのこと。
そして、優勝したのがソーラー・トイレ。太陽エネルギーを利用して、水素と電力を発生させるトイレとのこと。太陽光発電で電力を作り、糞尿を電気分解して水素を発生させるのだろう? それともチタン系の触媒で光触媒反応で糞尿を分解し、その時に水素を作り出して、水素燃料発電するとかだろうか? それともすごい手法だったのかな?
面白いこと考えるよねぇ。ちなみに優勝賞金は10万ドル(約790万円)。
このコンテストを実施したのは、Microsoftの会長ビル・ゲイツ氏と、その妻のメリンダ女史による慈善財団のビル・アンド・メリンダ財団。欧米の金持ちって、こういう慈善事業してること多いよねぇ。同時に慈善事業をするに当たって、オープンでむしろ自分の名前を使って宣伝したりもするし。
それに比べて日本は、慈善財団はあるものの、規模は小さく、大志も設立者の事業に関わるこじんまりとしたのも多く、それでいて自分の名前を使って大々的に宣伝するみたいなことって少ないような。いや、明治大正、そして昭和初期の偉人と呼ばれる人は、そういうやり方をしてたけど、昭和後期以降は激しく少なくなったような。
むしろ売名だと言われたり、偽善だと言われることを怯えるかのように。売名でも偽善でも、メリットがある他者が大勢いるのなら、それでもいいのにね。
一方で、日本の社会がそういう成功者をやっかんで、現れにくくしてるのもあるんだろうなぁ。