2013年06月29日

米カリフォルニア州で同性婚承認、早速挙式のカップルも

CNN.co.jp(記事リンク)

 アメリカの連邦最高裁が、婚姻を男女の関係に限った連邦法「結婚防衛法」を違憲と26日にしたことで、カリフォルニアで早速ながら同性カップルが挙式を上げたとのこと。同性婚を認められたことで、すぐに婚姻届を出したということみたい。

 仲睦まじきは良いことかな。なんて言われるように、結婚したい人が結婚できるって良いことだよね。例えば同性であっても。

 だって他人事だし。

 そもそも結婚はなぜするのか?なんてことを考えていくと、法治国家となれば、あまり結婚自体に意味はないはずなんだよね。だって、婚姻以外の方法で保証したり、財産分与したりは、可能なわけだしね。

 となってくると、結婚はイベントみたいなもの。なら、したい人がすれば良いと思うわけ。

 
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2013年05月23日

競馬配当の所得を申告せず…元会社員に有罪判決

YOMIURI ONLINE(記事リンク)

 このタイトルは、恣意的なものを感じるなぁ。有罪判決だけど、今回の判決は、元会社員の言い分が通った有罪判決だから、元会社員の勝ちなのに。

 今回の裁判の要点は2つ。

 買って得た所得に対する税金を払ってないこと。これに対しては、元社員も認めて払うと言ってたわけ。

 ただ問題は、買って得た所得の額。検察は当たり配当額すべての30億1,000万円の配当が対象だと言うに対して、元社員は当たるために買い込んだハズレ馬券を含んで馬券の約28億7,000万円分すべてを経費にしろと訴えていたわけ。

 もし検察の言うままだと、税金は約5億7,000万円。でも、馬券の購入で約28億7,000万円使ってるので、1億4,000万円ほど残ってないのに、税金として約5億7,000万円はおかしいよねぇ。なのでハズレ馬券も経費に認めろというのは、今回の実は係争点。

 結果、約28億7,000万円分が経費として認められて、利益に対する税金5,200万円となり、元社員の言い分が通ったのが今回の判決。それを有罪判決だけの書き方をすると、何か違うよねぇ。
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2013年04月27日

「エッチなお姉さんいませんか」少年ら書類送検

YOMIURI ONLINE(記事リンク)

 この事例はちょっと面白い話かも。男子児童が出会い系サイトに「エッチなお姉さんいませんか」と相手募集の書き込みをしたことで、出会い系サイト規制法違反で書類送検されたというもの。

 ちなみに罪状は、出会い系サイト規制法の中の禁止誘引行為だとか。

 ただ、この法律を見ると、児童を相手方にする呼び込みを禁止してるのであって、文面的には児童が成人を相手方にする呼び込みを禁止してるとは、読めない文章になってるんだよね。

 児童が呼び込み側になることを想定してなかったのだろうか? それとも児童が書き込みできないように、本気で技術的に可能だと思っていて、その上での法律だったのだろうか?

 書類送検したけど、差し戻しってことになってないとしたら、それはそれで法の拡大解釈という問題にも。

 どういう展開になるのかな。
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2013年02月16日

夫婦別姓反対派が微増

REUTERS(記事リンク)

 なぜ夫婦別姓に反対する人がいるんだろ?

 もしかして、夫婦別姓と尋ねてることが問題だったり? ニュース記事に書かれているように、正確には選択的夫婦別姓制度であり、夫婦別姓を選択できるようにするというだけの話なのにね。

 反対な人は、選択だから選択せずに同姓にすれば良いだけ。なぜ別姓のままにしておきたいという他人の自由を、反対までするんだろ? もし別姓によって不利益があるとしても、それは選んだ本人たちの問題でしかないと思うんだけど。

 なぜ反対するんだろ?
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2012年12月03日

男性「裸でジョギングをしたい」最高裁「許可する」市民「うそでしょ!?」

らばQ(記事リンク)

 神様を引っ張り出してきたら、猥褻物も猥褻でないと判決が覆るとは、ニュージーランドの最高裁判所は、政教分離ではないけど、司教分離が出来てないよねぇ。

 どんな事件かと言うと、20年ほども自然主義者を貫いてる男が、素っ裸で早朝ランニングをしてて、それを見てしまった女性が通報し、はじめは有罪になったという話。しかし、男が「無礼ということであれば、神は生殖器を作らなかったであろう」と主張したら、最高裁で無罪に。

 裸族万歳な国だね。

 まあ、そもそもこの男も裸を見せて不快に思わせたいわけじゃなく、一応は日頃からひと気のない時間帯を選んで目立たない草やぶを走っていたそうなので、配慮はしてたみたい。でも、裸は裸だよねぇ。

 にしても、ニュージーランドは宗教国家?
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2012年11月13日

東芝、私的録画補償金を巡る裁判で SARVH に勝訴確定

engadget日本版(記事リンク)

 まともな判断が出て良かった良かった。デジタル録画になって、コピー制限もあるようになって、私的録画保証金は不要という判断になったとのこと。

 今まで通り払えと、既得権益にしがみついてる連中の意見が排除されて良かったよねぇ。

 今回の判決は東芝と私的録画補償金管理協会の訴訟に対してだけで、PanasonicやSONYなんかも追従することになるはず。

 とは言っても、そもそもデジタルHDDレコーダーなんかに乗っていた私的録画補償金って、いくらぐらいのものなんだろね? 1台につき5,000円とかはないよね?
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2012年09月12日

国会をトイレに見立てた漫画家逮捕、メディアは反発 インド

CNN.co.jp(記事リンク)

 発展著しいインド。でも、まだまだ時代遅れの後進国ってことかぁ。風刺画を描いたら、治安妨害と国家侮辱の容疑で逮捕とはねぇ。

 当然、インドの国内メディアは、今回の逮捕劇に一斉に反発してるみたい。当然だよね。これで逮捕されようものなら、国を批判することが出来ないわけで、表現の自由、報道の自由も侵害されかねないから。

 日本企業が海外へ出ていくとき、こういう時代錯誤なところも理解して行かないと、危険だね。
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2012年07月14日

BL展開、はじめました。ある法律事務所のサイトが色々と仕上がっていてなんかスゴい

Kotaku Japan(記事リンク)

 こんな法律事務所に相談行きたくないなぁ。

 この戦略で顧客が増えるのだろうか?

 ただサイト作るより、こうやって話題になることで、知名度は上がるのは分かるけど。

 知っていても依頼はしたくないなぁ。
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2012年06月15日

違法ダウンロード:罰則を科す法案 審議なく衆院を通過

毎日jp(記事リンク)

 違法ファイルをダウンロードすることも犯罪になる法案が、衆議院を通過したとのこと。このことに、文部科学委員会では刑罰にかかわる部分の審議してないそうで、法曹関係者から批判する声が上がっているみたい。

 うやむやのまま審議通してしまおうって魂胆?

 ちなみに、違法ファイルと知らずにダウンロードした場合は、どうなるの? 知らない場合はセーフ?

 もし知らなくてもダウンロードしたら処罰対象なんて話になったら、議員さんのメールアドレスが流出した場合、違法ファイルを添付して送られたら議員さんも逮捕だね。となると、違法ファイルとは知らなかったと言い張れば、もしかして処罰されなかったりして。

 あと、違法ダウンロードの処罰化だけでなく、リッピングの違法化も今回あったみたい。と言っても、コピー制限が掛かってるCDやDVDのリッピングが対象みたいだけど。ただ今後、コピー制限が掛かってるCDやDVDが増えてきたら、誰もiPodなどの携帯プレイヤーに入れて視聴するなんてことが出来なくなっていくよねぇ。

 となると、CDなんてますます売れなくなりそうな予感。
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2012年05月15日

「性別の選択」と「死ぬ権利」を合法化、アルゼンチン

AFPBB News(記事リンク)

 先進的な法律と言えば、オランダのイメージがあったけど、アルゼンチンも見逃せないなぁ。性別の選択と死ぬ権利を合法化したとのこと。

 性別の選択は、性同一障害の人が社会的に否定され、貧困や短命の原因になってることが明らかで、そこを是正するために合法化されたみたい。なので、誰でも性別を選択できるとかじゃ、ないっぽい。まあ、当然か。

 また死ぬ権利は、オランダのように安楽死を認めたのではなく、延命治療を打ち切る選択ができるようにするというものみたい。確かに治る見込みが極めて低いけど、法律的には生きてるってことになるため、いつまでも延命治療をし続けなければならないというのは、生きてる人にとっては大きな負担だし、生きてるか死んでるか分からない人にとっても、言いようがない負担だろうしねぇ。

 アルゼンチンって、法律に対して、尖がったところで冷静な議論が出来るのって、すごく良い国だよね。
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2012年04月26日

薬のネット販売認める 東京高裁が逆転判決

4NEWS(記事リンク)

 これってそもそものアプローチが間違ってるから、こういうことになるんじゃないなぁ。薬のネット販売が禁止になったのは、危険な事例があったからのはず。

 でも、だからって全面禁止で対応したから、今回のような訴訟が起こされて、逆転判決まで出てしまったんじゃないかな?

 販売しても良いけど、販売するための条件をクリアしましょうみたいな対応が必要だったんじゃないかな。

 そもそもの問題をクリアした上でネット販売が可能な方法を、模索すべきなのかも。
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2012年03月21日

世界の雑記帳:ピンク髪の米女子生徒、人権団体の抗議で学校が停学解除

毎日jp(記事リンク)

 髪の毛をピンクに染めた女子学生が停学に。それに対して、人権団体が抗議。アメリカの話みたい。

 この人権団体って、よく分からない団体だなぁ。なんでも人権って言って、ルール無視を正当化するような団体なのだろうか? 髪の毛がピンクで停学に抗議するような団体だと、日本の学生服なんて、ありえないルールなんだろうなぁ。

 それともこの女子学生が通ってた学校は、髪の毛についての規定で、どんな色でもOKなんて書いていたのに、普通じゃないからNGという判断で停学になったとか? だとしたら納得はするけど、普通に考えたら、そうではないだろうしなぁ。

 背景の詳細がよく分からないところあるけど、ピンク髪を停学はOKだと思うけどね。
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2011年12月23日

デジタル専用レコーダの補償金訴訟は二審も東芝勝訴−「特定機器に該当しない」。SARVHは上告

AV Watch(記事リンク)

 私的録画補償金の支払いというのがあって、HDDレコーダーの代金には、この補償金が含まれているんだよね。HDDに録画するからね。

 あと、ビデオ録画用のビデオテープやDVD-Rなんかにも、当然上載せられていて、それをSARVHと略される私的録画補償金管理協会が集金して、権利者へ再分配してるわけ。アナログ時代は、コピーをいくらでも作れたから、権利者に還元しないと問題という話があったからね。

 でも、デジタルの時代になり、コピー制御が出来るようになった今、デジタル録画装置には、私的録画補償金を上乗せする必要がないでしょと、東芝が言い出したのが、この裁判の切っ掛け。コピーを10回しか出来ないようにするとか、散々の議論の末に利用者には不便を強いる機能を搭載してるんだしね。

 それなのに、私的録画補償金管理協会は私的録画補償金を払えというので、裁判になって、東京地裁で東芝勝訴。そして今回、知的財産高等裁判所でも東芝勝訴。

 私的録画補償金管理協会は、まだ最高裁があるので上告したみたい。

 権利者にとって大きな痛手と私的録画補償金管理協会は言ってるけど、ホントだろうか? これって私的録画補償金を集めて、その手数料として自分たちの利益にもしているから、払えと言ってるだけでは? コピー制御できなかった時代だったから生まれた私的録画補償金を、コピー制御できる時代になっても払えって、どう考えても理不尽だよねぇ。

 既得権益にしがみ付く私的録画補償金管理協会の無様な姿しか、想像できないよねぇ。
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2011年12月20日

「Winny」開発者の無罪確定へ、最高裁が検察側の上告を棄却

INTERNET Watch(記事リンク)

 Winnyの開発者が無罪に。やはり包丁を作った人が、凶器だからと殺人幇助にならないのと同じだね。ただし、殺人のために包丁を作ればNGと同じで、Winnyが著作権違反させるために作ったと見なされていたら、判断は逆になってたみたい。

 それにしても、2003年?2004年?に逮捕された金子氏。2011年12月に無罪ってことは、まるまる8年も判決が出るまで掛かったわけだねぇ。

 技術立国日本となれるか、萎縮して技術が進歩が滞るかなんて話まで出た裁判だっただけあり、いろいろとあったんだろうねぇ。

 とは言っても、違法行為をするための技術は、当然NGなわけだから、そこは踏めて技術革新はしないとだね。
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JVAら、リッピングソフト収録誌発行の出版社に提供中止を要求

AV Watch(記事リンク)

 2011年12月1日に改正不正競争防止法が施行されて、リッピングソフトを収録した雑誌が販売できなくなってきた? 刑事罰が科されることになったということは、結構大きな法改正だよねぇ。

 ある意味で、アンダーグラウンドはアンダーグラウンドに戻して、カジュアルコピーを減らすという点で良い流れかも。

 ただ、一方で専門書系の雑誌もあるけど、そういうのはどうするのだろ? リッピングもDVDやBlu-rayのディスクフォーマットを学ぶには、重要な手法の一つなのは間違いないわけで、そういう技術的な雑誌までNGとなると、日本の技術知識の下支えとなる層が育たないよねぇ。

 例えば、ハッカーがセキュリティ専門家になるなんて、海外では普通にあるわけだし。

 ドを越したから制限されたわけだけど、制限しすぎるのも問題なので、その辺を上手く改正不正競争防止法を活用しないとだよね。
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2011年10月25日

テプラ発明対価、社員らが会社に勝訴で確定

YOMIURI ONLINE(記事リンク)

 最近、社員に発明対価の支払いを命じる判決が、増え始めたよねぇ。技術者の地位向上という点でも、良いことかも。

 最高裁が決定した金額は、2人に計約5,600万円。もともとは計4億円を求めていたので、1/8ぐらいには減額はされているみたい。

 まあ、ブラザー工業にいなければ、アイデアは出ても製品化することが出来なかったり、広報ができず広がらなかったり、製造や流通の問題で多く販売できなかったりして、今ほど売れたかという問題があるので、5,600万円も妥当でしょという判決ということだろうねぇ。

 これを見て不服と思う技術者は、同様に売れそうな商品を思いついた時には、独立して起業して、自社で商品を開発し、販売すれば良いわけで、選択肢はあるので頑張れということなのかも。

 一方で企業も、技術者の発明にはしっかり対価を払いましょうという意識が浸透していけば、ちょうど良いところで落ち着くんじゃないかなぁ。
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2011年07月30日

「入れ墨は著作物」無断掲載の著者らに賠償命令

asahi.com(記事リンク)

 入れ墨が著作物なんて、今まで裁判に持ち込まれてないから議論されてないだけで、普通に考えたら著作物に決まってると思うんだけど。キャンバスが人の肌というだけで、入れ墨も絵なわけだし。

 今回は写真を見て描いたことを判断材料に含まれているけど、写真を見てても描いた時点で絵だしねぇ。もしそっくりに描けたとしても、それはそれでリアルに描くという意思が入ってるわけだし。

 著作権が発生しないケースがあるとすれば、それは他の二次元著作物を模倣して描いたとき。でも、これは著作権が発生すると、すでにある著作権にぶつかるから権利を与えられないという、著作物だからこそ問題になる話だよね。

 今回の話は、本の泉社という出版社の著作権意識の低さを露呈している上に、知識もないことも晒している恥ずかしい話という気が。きっと今までも著作権違反になるようなことを、平気にしてそうな気がするなぁ。
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2011年07月27日

円谷プロが逆転勝訴 ウルトラマン商品販売権めぐる争い

asahi.com(記事リンク)

 昭和ウルトラマンの海外販売権利を巡っての裁判は、円谷プロが逆転勝訴したみたい。

 なんでも海外販売権を持っていたタイ人の社長は、日本の大手玩具メーカーの海外展開で損害が出たことで、補償を受け取って権利を放棄してた過去があったんだとか。それなのに、まだ自分に海外販売権があると言い出したことが、そもそもの問題ということか。

 忘れてたのかな?

 それとも平成ウルトラマンで、ウルトラマン人気が復活し、海外展開も増えてきたのを見て、過去の補償額は当時のものという気持ちになって、今は今で権利があると言い出したのかな?

 経緯は分からないけど、決まったことは円谷プロに権利があるということ。これで落ち着きそうだね。
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2011年07月13日

消費者庁シンボルマークが商標権侵害?…修正へ

YOMIURI ONLINE(記事リンク)

 こういうのって恥ずかしいよねぇ。消費者庁のシンボルマークが、世界各国の大学などが参加する書誌データベース“ワールドキャット”シンボルのマークと酷似してて、修正することになったんだって。言ってしまえば、商標登録違反。

 指摘があって修正することになったんだけど、そもそも消費者庁のシンボルマークは、昨年11月から公募して、今年の4月から使われだしたものだとか。要するに、商標登録チェックをせずに選択してしまったってこと。

 手抜きするから、こんなことになるってことだね。
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2011年07月08日

校庭ボール遊び、なぜ小5少年側に高額賠償命令

YOMIURI ONLINE(記事リンク)

 ホントになぜ?って気になる裁判の判決。学校のグラウンドでサッカーしてた小5の少年が蹴ったボールがグラウンドから飛び出し路上に出てしまい、それにバイクに乗った80歳の男性が驚いて転倒して怪我して、その怪我が原因で1年4ヶ月後に死亡したというものなんだけど、運が悪かったとしか言えないと思うんだけど。

 遺族にとっては運が悪かったとは言えないのかもしれないけど、こんな事例で少年の過失を認めてしまったら、外では子供は遊ぶなと言うようなものだし。外で体を動かして遊ばせてはダメとなると、子供の成長に悪影響出ること確実。運動能力の低下を招くよね。

 確かに路上でサッカーしてたとかになると、過失を言われても仕方ないけど、今回は学校のグラウンドで遊んでたわけだし。訴訟を起こす遺族は何を考えているんだろ。

 この判決は、意外と反響が出てきそうな予感。
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2011年06月28日

暴力ゲーム規制法は行き過ぎ 米最高裁、表現の自由尊重

CNN.co.jp(記事リンク)

 日本は表現の規制となると、規制された最後ずっと規制されたままって感じだけど、アメリカはさすが自由の国だなぁ。規制しすぎと訴訟を起こして、規制しすぎと勝訴までしたんだって。

 焦点となったのは、暴力ゲームの暴力表現。業界はすでに独自のレーティングがあるから大丈夫という説を押して、どうやら認められたみたい。アメリカは銃が簡単に手に入りやすいから、暴力ゲームの規制は日本以上なんだろうなぁ。

 もしかして日本の性表現規制ぐらい?
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2011年06月18日

ウイルス作成罪を新設 改正刑法が可決・成立

ITmedia(記事リンク)

 研究目的のウィルス作成や所持は問題ないとのこと。これならウィルス対策ソフトを開発しようなんて企業が、ウィルスを作成したり所持しても違法とならないよね。そして、万が一に流出しても、故意ではないということで、大丈夫ということみたい。

 まあ、そんな会社がウィルスを流出させたとなると、それはそれで別の社会的な問題があるだろうけど。

 とは言っても、他者のPCを破壊する目的で作成や所持や感染ではなければ、今回のウィルス作成罪は適用されないって明言しているけど、一度成立してしまうと、解釈はどうだ、改正してどうだ、みたいなこともあるので、要注意は要注意だよねぇ。

 かつでキャッシュがコピーになるからと、国内で検索エンジン開発が伸びなかった過去もあるので、産業を萎縮させるような法律にはならないで欲しいね。
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2011年06月10日

「回らない風車」訴訟、早大への賠償命令確定 最高裁

asahi.com(記事リンク)

 ふと思ったんだけど、この訴訟は今後の脱原発で影響が出てくる判決かも? だって、期待した効果が出ないと、賠償しろってことだよね。まあ、説明責任が足りないというのも、今回の問題点ではあるみたいだけど。

 今後の脱原発の中には、環境に大きく影響されるような発電が、いくつか入ってくると思うわけ。例えば、風が吹かないと回らない風力発電、晴が少ないと効果がない太陽光発電とかね。でも、こういうのも数多くあれば、相応の発電量を生み出すので、主力にならなくても多く作られたりすると思うわけ。となると、当然ながら今回みたいに説明不足とかも出てしまって、後から訴訟になったりしたら、それが普及の妨げになりそうだよね。

 解決方法は、発電が上手く伸びない場合があるという説明を、必ずするだけなんだけど。人間、必ずというのが難しいからねぇ。なので、大丈夫かなぁって思ってしまうんだよね。
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2011年04月30日

25歳男性が親を訴える「小遣い止められた、ひどい!」→裁判官「家を出て働け」…スペイン

らばQ(記事リンク)

 ナイスな裁判官。

 というか思っただろうなぁ、そんな訴えを出すなと。

 いい年なったら働きましょうってことだね。
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2011年03月30日

原発増設計画見直し

YOMIURI ONLINE(記事リンク)

 今回の地震による原発事故は、東電の問題や現政府の対処の問題などが指摘されているけど、そもそもに長期政権の自民党による原発政策もあったってこと、忘れてはいけないよねぇ。この原子力政策がなければ、これほどまでの原発が建設されることはなかったはずだから。

 で、原発政策の見直しで、太陽光などのクリーンエネルギー政策ってことなんだろうけど、その太陽光は夜は発電できないので、原発の代わりにはならないんだよね。

 水力発電はダム建設で村が沈むから反対、火力発電は二酸化炭素が出て温暖化になるから反対、原子力発電は放射性物質が出るから反対と言っていくと、既存の発電を下支えする発電から見直しが必要になりかねないんだよね。まあ、ダムは治水もあるから既存のは残すとして、日本は水力発電だけでは下支えできないからね。

 となると、水力発電、地熱発電、波力発電と言った24時間発電できるので下支えして、太陽光発電、太陽熱発電、風力発電でピーク電力を支えるみたいな分散構造が必要になるのかも。ただし、これらで現在の電力を消費を賄えるのだろうか?

 スマートグリッド技術で、家ごとに太陽光発電パネルを載せて自前で出来るだけ発電することも必要になるだろうし、六本木ヒルズのような建物は普段から自家発電施設を設けたり、JR東日本のように圧電素子を使って乗降客の足踏みエネルギーを電力に変換するとか、個別に発電するようなことも大事になるはず。

 そういう技術促進を、政策として後押しできるかが、脱原発を実現するわけで、今のままただ脱原発だ原発反対だと言ったところで、現実性はないと思うんだよねぇ。電気ない生活、出来るかってことになるから。
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