Gizmodo Japan(記事リンク) iPhoneとAndroidのアプリで、無料と有料の比率を比べて分析した人がいるみたい。で、結果は以下の通り。
App Storeのアプリは約25万種類。一方でAndroid Marketは約9万5000種類。
App Storeは約70%が有料。一方でAndroid Marketは約36%が有料。
この状況に対して、「Androidには海賊版のアプリをインストールしやすい欠点がある」「簡単に有料のアプリを裏ルートで無料入手してインストールできちゃったりもする」と書かれており、Androidの問題だけを上げているけど、書かれてない2つの要素が大きいと思うんだよね。
まず1つ目は、Androidでは広告モデルによる収益が、Googleによって確立していること。一方で、iPhoneは未熟であり、Appleがこれから始めるiAd次第という点。もしiAdの導入が増えていけば、当然のようにiPhoneでも広告モデル型の無料アプリが増えて、有料アプリは減ると思うんだよね。
次の2つ目は、文化というものかな。Android OSはオープンソースで開発されているのもあるし、Androidのアプリの中にもオープンソースで開発されているアプリも多々あるんだよね。だから、そういう開発の中で作られたアプリは、無料で提供されることも珍しくないわけで、有料アプリより無料アプリが増える要素になっていると思うんだよね。
iPhoneが良いかAndroidが良いかという話になると、シェアの大きさからiPhoneの方がメリットはあると思うけど、その差が縮めばAndroidが優勢になるんじゃないかな。